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北海道の179市町村と未来技術をマッチング! 地域課題解決につなげる「UPDATE179」開催

マイナビニュース / 2024年10月25日 10時0分

画像提供:マイナビニュース

人口減少、1次産業や事業の後継者不足、地域医療の確保、地域交通の維持など「課題先進地域」という側面を持つ北海道。

全国の多くの自治体が解決策を模索している中、北海道が自治体向けに地域課題解決型イベントを開催するというので、どのような内容なのか道民の1人として興味を持ち、会場である札幌コンベンションセンターへ向かいました。

自治体とスタートアップのお見合いの場!?

北海道とNTT東日本共催による「北海道ミライづくりフォーラム2024」が10月1、2日に開催され、その中の目玉コンテンツとて2日に実施されたのが「北海道179自治体向け地域課題解決型ピッチイベント『UPDATE179』」。

独自のデジタル技術を開発しているスタートアップ企業等が道内自治体に自社サービス内容をアピールするというピッチイベントで、地域の課題解決の糸口やヒントを提供したいと企画されました。

道内外から参加した企業24社が順番に登壇して6分間プレゼンテーション。

参加者はサービス内容に「興味あり」「興味なし」と自身のスマートフォンを使ってその場で回答し、「興味あり」の場合はあらためて個別にサービス内容の詳細について確認・相談するという流れです。

いわば、このイベントは課題を抱える自治体と解決策を提案する企業との「お見合い」の場のようなもの。

その後に「お付き合い」することになった場合には、北海道が実装に向けて具体的なアドバイスやコーディネートをしていくそうです。

地方自治体の悩みに本気で応えようとする北海道庁の心意気が頼もしいですね!
未来技術やサービスに次々と「興味あり」!

イベントでプレゼンテーションした24社のうち、筆者が「なるほど、いいかも!」と感じたサービスの一部を紹介します。

IoT機器の企画・製造・販売を手がけている「イーマキーマ」は兵庫県からの参加。

主に害獣・害鳥対策に取り組み、超音波や光を活用してクマやシカ、タヌキなどの人間に危害を加えたり、農作物を荒らしたりする野生動物の駆除・侵入防止策を開発しています。

札幌の中心部でもシカが現れるような北海道では、野生動物への対処はすべての自治体共通の悩み。銃で駆除するだけではなく、効果的な対策が実現すると農家や酪農家をはじめ住民が安心して過ごせるようになるでしょう。

また、東京の企業「BRJ」は、テクノロジーで制御する小型モビリティを活用して安全な新交通を開発しているとのこと。

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