1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

三重県志摩市が市制20周年に行う「スポーツDXによる地域コミュニティ活性化」とは?

マイナビニュース / 2024年11月19日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

三重県志摩市とNTT西日本、NTTSportictは7月26日、志摩市における「スポーツDXによる地域コミュニティ活性化をめざしたとりくみ『マチスポ』に関する包括連携協定」を締結し、実証を開始した。志摩市が導入したスポーツDXとはどのようなものだろうか?

○志摩市が取り組むスポーツDXによる地域コミュニティ活性化

『マチスポ』とは、NTT西日本とNTTSportictが取り組んでいる「スポーツDX×まちづくり」ソリューションだ。「マチのスポーツ映像化」「マチのスポーツ情報発信」「マチのスポーツ施設DX」の3つを大きな柱とし、地域の課題解決と街の人々の活動・交流づくりを行っている。

志摩市は「スポーツDXによる地域コミュニティ活性化をめざした取り組み『マチスポ』に関する包括連携協定」(以下、連携協定)を通じて、体育施設やアリーナ、そして小・中学校の体育館などに撮影・配信プラットフォームを導入。地域イベントやスポーツ大会などの発信力を強化することを狙う。同時に、施設の利便性向上による障がい者スポーツの振興を通じて、地域コミュニティの活性化を図っていくという。

発表会において、志摩市の橋爪政吉市長は、学校施設にカメラを置いたことで、施設の活用がオンラインで多くの人の目に触れる機会が生まれたことに対し「素晴らしい実証実験」と感想を語る。

「(マチスポは)施設の利用者が広がるひとつの大きな手法にもなってくるのかなと。このカメラをスポーツ推進の切り口として活用し、街の活性化に繋げたいと思っております」(橋爪市長)。

NTT西日本 三重支店は、ICTを活用したDXを進めるなかで志摩市がスポーツ合宿の誘致を検討していること、スポーツ推進を基本理念として取り組みを行っていることを知り、スポーツDXを得意とするNTTSportictを紹介したという。

NTT西日本 三重支店長の佐藤麻希氏は、「今回は合計5カ所でトライアルを実施いたします。各種スポーツ配信を通じて、地域スポーツの発信力強化、生涯スポーツの振興による地域コミュニティ活性化、さらには施設管理の効率化にお力添えできればと思っております」と抱負を述べた。

NTTSportictとNTT西日本による"スポーツDX×まちづくりソリューション『マチスポ』"の実証実験は、すでに沖縄県石垣市や和歌山県上富田町などで開始されている。しかし志摩市での実証実験では、全国初となる学校施設へ導入が実現した。また、これまでNTTSportictのライブ配信では球技が主体だったが、志摩市ではビーチでの活用という新しい取り組みも行われている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください