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佐野正弘のケータイ業界情報局 第137回 モトローラ、「razr」新機種で大規模プロモーションに舵を切ったのはなぜ?

マイナビニュース / 2024年10月21日 21時30分

画像提供:マイナビニュース

モトローラ・モビリティは2024年9月17日、折りたたみスマートフォン「razr」シリーズの新機種「motorola razr 50」を発表しました。「motorola razr 40s」に続いてソフトバンクから発売されるだけでなく、有名アイドルをブランドアンバサダーに起用するなど、プロモーションにも非常に力を入れている様子からは、“いまが攻め時”と見た同社の変化を大きく感じ取ることができます。
motorola razr 50は再びソフトバンクにも供給

これまで日本での存在感が大きいとはいえなかった、中国レノボ・グループ傘下の米モトローラ・モビリティ。ですが、ここ数年来、国内市場の積極開拓へと大きく舵を切っており、2024年にはエントリークラスの「moto g64y 5G」、そしてミドルクラスの「motorola edge 50s pro」をソフトバンクに供給するなど、ソフトバンクとの関係を強化して新製品を積極的に投入しています。

その同社が2024年9月17日に発表会を実施し、折りたたみスマートフォン「razr」シリーズの新機種「motorola razr 50」の国内販売を発表。これは、2024年に日本でも発売された、縦折りタイプのスマートフォン「motorola razr 40」の後継モデルになります。

なかでも前機種と比べて大きく変わったのが、外側のアウトディスプレイが3.6インチに大型化されたこと。motorola razr 40のアウトディスプレイは1.5インチと小さく、専用のウィジェット表示など用途が限られていましたが、motorola razr 50は画面が大きくなったことで、ウィジェットの表示だけでなく直接アプリを動かせるようになったほか、セルフィー撮影用のディスプレイとしても活用しやすくなりました。

もちろん、折りたたみスマートフォンならではの使い方も可能。90度折り曲げて背面のディスプレイでビデオチャットをしたり、ビデオカメラのように持ってディスプレイの半分でカメラをコントロールしたりするなど、活用の幅が大きく広がっています。

性能に関しても、新たにメディアテック製の「Dimensity 7300X」を搭載、RAMが12GB、ストレージが512GBに増量されたほか、IPX8の防水性能も新たに備えているとのこと。motorola razr 40からは着実に進化している様子がうかがえます。

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