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Lunar Lakeは省電力でも高性能! 仕事もAIもゲームも大幅強化な「Core Ultra 7 258V」搭載ノートを試す(前編)

マイナビニュース / 2024年10月22日 16時47分

低画質設定ではあるが、快適に遊べる目安と言える平均60fpsにどのゲームも到達できている(ストリートファイター6は対戦時だと最大60fps)。薄型のノートPCでも、多くのゲームをプレイできる性能がある、というのは非常にうれしいところ。内蔵GPUでトップクラスの性能があると言ってよいだろう。

AI性能はどうだろうか。さまざまな推論エンジンを実行してAI性能を測定するUL Procyon AI Computer Vison BenchmarkをCPU、GPU、NPUのそれぞれで試した。実行中のシステム全体の消費電力も合わせてチェックしている。電力計にはラトックシステムの「REX-BTWATTCH1」を使用した。

GPUとNPUが優れたAI性能を持っているのは分かる。ここでのポイントは消費電力だろう。CPU、GPU、NPUともほとんど変わらない。それでいてNPUがトップスコア。NPUがAI処理における電力効率に優れているのが分かる結果だ。
インターフェースや重量などもチェック!

Zenbook S 14 UX5406SAのそのほか特徴に触れていこう。主なインタフェースは、右側面にUSB 3.2 Gen2×1、左側面にHDMI出力、Thunderbolt 4×2、ヘッドホン端子を備えている。ワイヤレス機能は、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4をサポート。有線LANは備えていない。キーボードに関しては試用したモデルは英語配列だが、製品版は日本語配列になる。白色のバックライトも内蔵。

なお、本体のサイズは幅310.3mm×奥行き214.7mm×高さ11.9~12.9mmで重量は約1.2kg、バッテリー駆動時間はJEITA測定法3.0の動画再生で約13.1時間、アイドル時で約19.7時間だ。

低消費電力で仕事もAIもゲームもこなせる汎用性が強み

Core Ultraシリーズ2は、高い電力効率を重視した設計によってZenbook S 14 UX5406SAのようなスリムなボディでも優れたシングルスレッド性能、フルHD解像度で低めの画質なら多くのゲームがプレイできるGPU性能、Copilot+ PCの要件を満たすNPU性能の搭載を可能にした。低消費電力なのでバッテリー駆動時間も長く、仕事もプライベートも充実できるモバイルノートPCを作りやすいSoCに仕上がっている。

次回は、前世代のMeteor Lake搭載ノートPCを用意し、どこまで性能が変わっているのか比較していきたいと思う。CPUパワー、ゲーミング、AIと多角的にチェックしていく予定だ。
(芹澤正芳)



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