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【徹底検証】本当に使えるChrome拡張機能はどれ? 第5回 QRコードの作成「QR Code Generator」vs「Chrome標準機能」

マイナビニュース / 2024年10月24日 9時0分

このような場合は、引用したい文章をQRコード化してしまえばよい。拡張機能「QR Code Generator」には、こういった用途に使える機能も用意されている。その操作手順は、文章をドラッグして選択し、右クリックメニューから「QR Code Generator >>」を選択するだけ。

すると、“テキスト”(先ほど選択した文章)を記したQRコードが新しいタブに表示される。

このQRコードをスマートフォンで読み取り、クリップボードにコピーしておくと、「メールの本文に貼り付ける」、「メモなどアプリに記録する」といった用途に利用できるようになる。

なお、QRコードから読み取った“テキスト”をクリップボードにコピーする方法は、OSやアプリ(カメラ機能)ごとに異なるので各自で調べる必要がある。たいていの場合、最初から「コピー」などの文字が表示されているか、オプションとして「コピー」の機能が用意されているはずだ。

このように、Webの文章をスマートフォンで引用したいときにも「QR Code Generator」が活用できる。では、「同様の作業をChrome単体で実現できないか?」というと、実は可能である。

その操作手順は以下の通り。

(1)引用したい文章をドラッグして選択し、「Ctrl」+「C」キーでコピーする
(2)Webページ内の余白を右クリックして「このページのQRコードを作成」を選択する
(3)“現在のURL”を記したQRコードが表示される
(4)URL欄の文字を選択し、手順(1)でコピーした文章を貼り付ける

すると、QRコードの図柄が更新され、“テキスト”を記したQRコードに変更される。

あとは、このQRコードをスマートフォンで読み取るだけ。少し変則的な使い方になるが、このように操作することで“テキスト”をQRコード化することも可能である。よって、拡張機能が必須という訳ではない。
自分で入力した文章のQRコードを作成

“URL”だけでなく“テキスト”もQRコード化できるのであれば、「文字入力にQRコードを活用する」という使い方も考えられるだろう。特にスマートフォンでの文字入力が苦手な方にとっては朗報となるはずだ。

その操作手順は以下の通り。

(1)“現在のURL”を記したQRコードを表示する
(2)URLを消去して“好きな文章”に書き換える

“現在のURL”を“好きな文章”に書き換えてしまうので、QRコードの作成に使用するWebページは何でも構わない。あとは、QRコードから読み取ったテキストを「LINE」などのアプリに貼り付けるだけ。これで、スマートフォンの文字入力をパソコンで代行できるようになる。
長い文章のQRコードを作成

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