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電気の「Gクラス」は工夫満載! メルセデスのプロダクトマネージャーに聞く

マイナビニュース / 2024年10月25日 8時0分

EV化でエンジンやガソリンタンクはなくなったものの、700kgを超えるリチウムイオンバッテリーや4輪で計80kgのモーターを新たに追加したG580。車両重量は3.1トンに達するという。欧州ではクルマの重さが3.5トンを超えると運転するのにトラックの免許証が必要になるそうで、G580では重さのリミットを超えないようにしなければならなかった。例えば「アンダーボディプロテクション」にはカーボンファイバーを使用して、鉄で作る場合に比べて3分の1の重量に抑えるなどの工夫を施したそうだ。

新機能「Gターン」はどこで使う?

G580はEV化でいくつもの新機能を獲得している。中でも見た目が派手で便利そうでもあるのが「Gターン」(G-TURN)だ。

G-TURNは左右の車輪を逆回転させることにより、その場で最大2回転まで旋回できる画期的な機能。Gターンのボタンを押して、左右どちらかのパドルを引いて回転する方向を選び、アクセルペダルを踏むと回転が始まる。その際、ハンドルはまっすぐにしておく必要がある。

この機能は未舗装路などを走行しているときに役に立つ。例えば狭い道を進んでいて、倒木などに遭遇してそれ以上は進めなくなった場合は、その場で180度のGターンを行えば、来た道を引き返すことができる。

この機能、街を走っていて道を間違えた際に使えれば便利そうなのだが、あくまでオフロード用であり、公道では使用不可とのこと。「スーパーマーケットの駐車場などで使わないでくださいね(笑)」とメンテルさんは注意を促していた。

G580の見た目は従来のエンジン搭載車とほとんど変わらないが、詳しく聞くとEV化に合わせていろいろと変化・進化を遂げているクルマだった。
(藤田真吾)



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