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Arrow Lakeがついに市場投入! ASRock・ASUS・MSI・GIGABYTEが一堂に会して製品アピール、Micronの姿も

マイナビニュース / 2024年10月28日 14時33分

画像提供:マイナビニュース

インテルの新スピーカーは太田仁彦氏

2024年10月26日、インテルは25日に販売開始となったCore Ultra 200Sシリーズ発売記念イベントを秋葉原LIFORK IIにて開催しました。展示とインテルセッションの内容をお伝えします。

今回、少々気になっていたのが「インテルの誰が説明するか」です。実は9月末をもってこれまで説明を行っていた安生健一朗氏が退社されており、TGS2024がプレスの前で説明の最後となっていました(関連記事)。

後任として登壇したのは、インテル IA技術本部 部長の太田仁彦氏。一般イベントでの出演経験が全くないわけではありませんが、GPUが専門と記憶しており新CPUの説明ではいままで登場されていなかったと思います。

太田氏は開発コードネームArrow Lakeことインテル Core Ultra 200Sシリーズの解説をしました。すでに詳細なベンチマーク記事も出ていますが、やはり省電力性をアピールしていました。

以前のインテルのCPU説明では(買い替えを想定しだす)三世代前との比較が多かったのですが、最近は前世代との比較が主になりつつあります。この場合性能が大きく向上したというアピールが行いにくく、必然的に他の部分を協調することになります。

Core Ultra 200Sシリーズの場合、デスクトップパソコンでもNPUを搭載したところがポイントですが、長年使用していたハイパースレッディングをやめてまで消費電力削減に振っており、その説明が多くありました。

ここ数世代ではパフォーマンス/ワットの向上が説明の主眼になっていましたが、その傾向がさらに強まった感じです。ただし、オーバークロックの粒度が細かくなっており、その点では今まで行えなかった設定ができる、処理能力以上にI/O性能やスペック増強も見逃せないポイントです。

また、Core Ultra 200SからDDR-5メモリのサポートのみとなりましたが、システムパフォーマンスアップのためには高速メモリは不可欠な要素なので、これは致し方ないところ。さらなる高速転送を安定して行うためのCUDIMMのサポートが加わったのも見逃せないところで、今回マザーボードメーカーだけでなく、マイクロンの説明が入ったのもこの点があるからでしょう。

マザーボードメーカー+マイクロンによる関連製品アピールタイムも

その後、マザーボードメーカー4社とマイクロンが5分間の持ち時間をフルに活用し、ポイントを絞った製品アピールがありました。

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