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脂肪肝を予防する「肝活」に! キッコーマンが「鍋に豆乳を入れる」提案

マイナビニュース / 2024年11月11日 15時35分

画像提供:マイナビニュース

肝臓の機能を高め脂肪肝を予防する「肝活」について、肝臓専門医・浅部伸一氏監修による解説をキッコーマンソイフーズが紹介している。
○「脂肪肝」とは?

「脂肪肝」とは、食べ過ぎ・飲み過ぎ・運動不足などにより、中性脂肪が肝臓に多く溜まった状態のこと。最近の調査によると、日本人の3人に1人が脂肪肝というデータもある。

脂肪肝は、放置しているとさまざまな病気のリスクが高まり、肝硬変や肝がんに進展するおそれも。自覚症状が出にくく、黄疸(おうだん)など明らかな症状が現れる頃にはすでに病気が進行してしまっている場合があるため、肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれている。肪肝を予防するためには、日頃の食生活・運動が特に重要だという。

○"沈黙の臓器"肝臓の主な働きとは?

肝臓は「代謝」「解毒」「消化(胆汁生成)」という体の中で重要な役割を担う臓器であり、肝臓が弱るとこれらの機能が⿇痺してしまうため、他の臓器にまで影響を与えてしまう。さらに腎臓や⼼臓は老化で弱っていくが、肝臓の細胞は壊れても再生する力が強いため、自身でケアすることができるという。⼀方で、悪くなっても症状が出にくいという特徴も。理由としては、痛みを伝える"知覚神経"が肝臓の中にはなく、表面にしかないことが要因。「肝臓を労わるためにも、普段の生活習慣や食習慣を意識して、肝機能を高めていきましょう」と浅部氏は述べている。
○アルコールを飲まない人や痩せ型の人でも要注意

日本人の約3人に1人が脂肪肝と言われており、お酒を飲み過ぎている人がなると知られているが、脂質だけでなく糖質の摂り過ぎも原因として挙げられる。最近では非アルコール性の脂肪肝(アルコール多飲以外の原因によって肝臓に脂肪が蓄積している場合のことを指す)が増えているというデータもあり、普段お酒を飲まない人でも注意が必要。

気をつけたいポイントは3つ。1つ目に、「食べ過ぎ・食事の偏りを抑える」こと。食べ過ぎは肝臓の機能に負担をかけるほか、脂肪の溜め過ぎにも繫がる。特にご飯やパンなど消化のよいものの摂りすぎに注意し、食物繊維やたんぱく質をしっかり摂ることが大切。浅部先生は意識して大豆たんぱくを摂るようにしているという。

2つ目は「ながら運動を増やす」こと。運動が苦手な人は腹筋を意識しながら歩くだけでも効果があるという。

3つ目は「睡眠不足やストレスを解消」。睡眠不足や過度なストレスによって自律神経が乱れると、血糖値の変化などで肝臓への負担も増えるという。睡眠は7時間以上とり、食後すぐ寝ないようにして過度な負担を避けることが大切だという。

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