脂肪肝を予防する「肝活」に! キッコーマンが「鍋に豆乳を入れる」提案
マイナビニュース / 2024年11月11日 15時35分
脂肪肝の原因は脂質だけでなく糖質の摂り過ぎにもある。そのため、今年の夏の猛暑の影響で、例年以上に熱中症対策としてスポーツドリンクや、冷たいものを食べたり、飲んだりした記憶のある人は要注意。また、子供でも脂肪肝のリスクはあるため注意が必要だという。さらに、プロテインの飲み方にも注意が必要。昨今のたんぱく質ブームによりプロテインを摂取する人が増えているが、たんぱく質の過剰摂取は肝臓や腎臓への負担になると同時にカロリーオーバーにもなりやすいので、筋肉量や運動量に応じた適切な飲み方をすることが大切だという。たんぱく質は普段の食事からでも⼗分に摂取できるため、食生活を見直すことも重要だという。
○脂肪肝改善には肝臓デトックス
浅部氏によると、「肝臓は食後10時間後に脂肪の分解が行われる」と言われており、週1日12時間の断食をし、肝臓をデトックスすることが脂肪肝改善法として有効とのこと。食後肝臓は何時間も働き続けており、胃や腸以上に疲れていると言われている。肝機能が低下すると、毒素が分解できない、老廃物を排出できない、免疫力が低下する、エネルギー代謝が低下するなどさまざまな問題を引き起こし、疲れやすくなるという。12時間肝臓ダイエットは日々働き過ぎている肝臓をリセットするためにも効果的だという。
12時間肝臓ダイエットは、週1日だけでもOK。12時間、何も食べないが(睡眠時間を含む)水やお茶は飲んでもOK。お腹が空いた時は、お助けフードとして大豆を食べたり、豆乳を飲むことができる。
○腸を整えることが肝臓の働きを助けることに?
腸と肝臓は互いに影響し合っている臓器であり、「腸活」も「肝活」にとても重要だと言う。肝臓では、クッパー細胞などの免疫細胞が肝臓に入ってきた病原体などの異物から体を守っており、肝臓の機能が低下すると免疫機能も弱くなる。⼀方で、腸には体内で最大規模の免疫器官が備わっており、体内の免疫細胞の約7割が腸に集まっていると言われている。肝臓と腸は肝臓へ栄養素を運ぶ役割を持つ⾨脈(もんみゃく)によって強く繫がっているため、腸の免疫機能が⼗分に働かない場合、本来なら腸で退治されるはずの病原体が⾨脈を通って肝臓にまで到達してしまうことに。肝臓にはそのような有毒物質を解毒する機能もあるが、有害物質が増えれば肝臓にも負担がかかり、さらには脂肪肝炎などの病気の進行にもつながるとのこと。腸内細菌を整え腸のバリア機能を働かせることが肝臓の健康にも繋がる。腸内環境を整える「腸活」の中でも、大豆オリゴ糖を含む豆乳、大豆、バナナ、⽟ねぎ、アスパラガスはとても良いという。
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