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労働⼈⼝激減の時代だからこそ究極の属⼈化 第3回 感性を高めて見つける適職、それは「自家発電できる場所」

マイナビニュース / 2024年11月1日 12時59分

画像提供:マイナビニュース

前回は、転職における大事なポイントとして、学歴や経歴だけでなく非認知を認知するような属人的能力の必要性についてお伝えしました。本稿では、求職者側にも必要な属人的能力について説明します。
テクノロジーによって生まれた余力の使い道

「テクノロジーの進化に甘んじている」。自戒の念を込めて、このように感じるシーンが多くなっています。原始時代と比較するつもりはありませんが、近年のテクノロジーの進化により得られた効率の高さや利便性によって余力が生まれました。その余力をみなさんは何に使っていますか。

今となれば当たり前のことですが、切符も買わずにワンタッチで交通機関に乗車することや、タブレットで地図を自由自在に見ることは、以前はまるで夢の世界でした。ほんの15年ほど前までは、営業に出る際には地図をわざわざプリントアウトしていました。しかも駅からの拡大地図と、近くまで到着した時に番地まで分かる縮小地図の複数パターンを用意するなど、営業のスタートラインに立つまでにも時間が掛かったものです。

直近では、若い世代でもCahtGPTなどの生成AIによる書類作成の効率化やオンライン会議など、テクノロジーの進化の恩恵を強烈に体感しているのではないでしょうか。

話は戻り、みなさんはこのテクノロジーの進化によって生まれたはずの余力をどのように使っているでしょうか。仕事や学業に精を出して成果を伸ばしたり、意識的に休息などに使ったりしている方もいるでしょう。人材に関わる者として、筆者からは「ご自身の感性を高める / 気づく」ために使っていただくことを提案したいと思います。

なぜ「感性」なのか、いくつか例をあげてご紹介をしていきたいと思います。
叡智の結集=テクノロジー×感性

技術革新の裏で、私たち人間が元来持っていた感性という素晴らしい能力の活用を忘れているのでは、と思うシーンに最近よく出くわします。

私たちにとって最も身近な例を一つ挙げてみましょう。みなさんがスーパーで食品を買うときに、賞味期限(または消費期限)を軸にして食べるタイミングを考えますよね。
※参考:消費期限は「安全に食べられる期限」、賞味期限は「おいしく食べられる期限」

賞味期限(または消費期限)は、1日で腐食する可能性があるのか、または1カ月先なのか1年先なのか、自分で考えなくても一目瞭然で見当がつくようにできており、食品メーカーの品質管理部門が菌の発生などのテストを幾度も行い決めています。まさにテクノロジーの結晶と呼べるでしょう。ありがたいことです。

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