J:COMの大学生SDGs支援、“熊本の魅力発信”と“北九州市の課題を食で解決”の2プロジェクトをベストアクションに選定
マイナビニュース / 2024年11月7日 8時0分
12チームはプレゼンテーション後、ポスターセッションでより詳しいSDGsアクションをアピール。審査員だけでなくん、他チームの学生たちも熱心に説明を聴く姿が見られた。
○地域課題解決に向けて2つのベストアクションが決定
表彰式では、まず学生投票特別賞が発表された。選ばれたのは創価大学理工学部丸太ゼミの「八王子産米の副産物バイオマスを有効利用した地域活性化とSDGsへ貢献する取り組み」。
投票した学生からは、「実現可能性が高く企業との協業のイメージが湧いた」「実際に活動していて、うまくビジネスアイデアとして成立していると感じた」などのコメントが寄せられた。
プレゼンターとなったゆるさとLaboの田中咲さんは、「今後、皆さんの活動がつまずいたりすることもあると思います。そんな時に同じような活動をしている人に相談することで、乗り越えられる例はたくさんあります。今回のこのつながりを大切にしていただけたらなと思います」とコメント。創価大学理工学部丸太ゼミの神崎羽子さんは、「これから実現に向けて、丸田ゼミの6人で活動していきます」と熱意を伝えた。
佐藤教授からの審査員賞は、WAKUWAKU!の「元スポーツ選手に特化した人材バンクによる地域農業の活性化」に授与された。佐藤教授は「問題に対する分析と共に、解決策にアイデアがあるかどうかが重要だと考えます。農家の人手不足問題を、元スポーツ選手のセカンドキャリアと組み合わせること自体にアイデアや発見があると思いました。ただ、人材バンクという名称は一般的すぎるので、例えば、農業の“農”と “スポ”―ツで“農スポ人材バンク”とするとか、中身が分かる名前にした方がいいかなと思いました」と総評した。受賞したWAKUWAKU!の髙橋結依さんは、「これからこのアイデアを実現していくために、持続可能な社会を目指して頑張っていきたいと思います」と語った。
田中名誉教授による審査員賞には、学生投票特別賞も受賞した創価大学理工学部丸太ゼミがここでも選ばれた。田中名誉教授は、「商品開発からのプロセスが非常にしっかりしていました。すでにいろんな企業からサポートも受けているので、実際に商品を販売してビジネス化できると思いました」と選定理由についてコメント。創価大学理工学部丸太ゼミの神崎羽子さんは、「八王子の活性化に尽力していきたいと強く思いました」と、2つの賞に選ばれた喜びを伝えた。
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