1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

就活を成功に導くための生成AIの活用法 – プロが勧める「使える生成AI」も紹介

マイナビニュース / 2024年11月8日 6時2分

おざけんさんがおすすめとして挙げたのは、Googleと連携した次世代マルチモーダルAI「Gemini」。

写真や画像を見てその内容を解説したり、複数のデータから最適な解答を導き出したりできます。

さらに、Googleサービスとの強力な連携により、Googleドキュメントやスプレッドシートでの作業をAIがサポート。

データを解析・提案してくれるため、効率的に作業を進めることができます。勉強や仕事をサポートする強力なツールとして、日常に取り入れやすい生成AIです。

「Geminiには、キャリアアドバイザー機能があります。就活生が自己分析の壁打ち相手に活用すれば、自分が今まで触れてこなかった世界をうまくつなげてくれる可能性があるのではないかと思います。

さらに、面接対策にも使えるかもしれません。その会社が求めている人材に対し、自分はどんな価値を発揮すればいいかを、AIとの対話を通じて解釈し、アピールに活用するのです。

一方で、やってはいけないのが、エントリーシートをゼロから生成AIに作ってもらうこと。それではほぼ受からないと思います」

また、外資系企業や、グローバル企業への就職を検討している人には、AIを活用した英語学習アプリ「スピーク」もおすすめだとおざけんさん。

「スピークは、実はOpenAI Startup Fundの投資先の1社。ダウンロード数が世界で1,000万を超えている、人気アプリの一つです。ポイントは、英会話のシチュエーションを自分で設定できること。外資系企業などの英語面接シーンの練習に使えます。一方で、入社後のキャリアを広げるために学生のうちからビジネス英会話を学んでおきたいという人にも、最適なアプリです」

AI社会で活躍するためのスキルセットは、AIの進化と共に変化しています。これから社会に出て行く学生は、より感度高く、柔軟性を持って、AIと向き合っていく姿勢が必要かもしれません。

○取材協力:小澤健祐(おざわ・けんすけ)
AI専門メディア『AINOW』の編集長。ディップ株式会社で生成AI活用推進プロジェクトを進めるほか、AI活用コミュニティ「SHIFT AI」のモデレーターとしても知られる。株式会社Cinematorico/COO、株式会社テックビズ/PRディレクター、株式会社Carnot/事業戦略担当、Cynthialy株式会社/顧問、日本大学次世代社会研究センター/プロボノとしても活躍。

鈴木友紀 すずきゆき 出版社、広告代理店でトータル13年間勤務し、出産を機にフリーに転身。ライターとしてWebや雑誌でインタビュー記事やタイアップ広告記事などを執筆するほか、企業の販促物の企画・制作ディレクションなども行う。 この著者の記事一覧はこちら
(鈴木友紀)



この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください