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日本No.1ヘッドハンターが教える、強いキャリアのつくり方 第3回 キャリアの見直しに欠かせない「好き・嫌い分析」

マイナビニュース / 2024年11月18日 16時0分

画像提供:マイナビニュース

戦略コンサルタント、投資銀行・ファンド、外資系エグゼクティブ、起業家など1000人を超えるビジネスリーダーのキャリアチェンジを支援してきた渡辺秀和氏(株式会社コンコードエグゼクティブグループ 代表取締役社長CEO)が、キャリアアップを目指すビジネスパーソンの疑問・お悩みに答えます。

今回のお悩みは「『好きなことを仕事にするべき』という考え方がある一方で、『稼げる仕事に就くべき』という意見をネットや本ではよく目にします。どちらを選ぶべきでしょうか」です。

○A. どちらも、やや極端な意見かも知れません。多くの場合、「好き」と「収入」を両立させる仕事は、適切な「自己分析」によって見つけることができます
○「好きなことを仕事にする」とは、どういうことか?

ビジネスパーソンにとって、長期間取り組むことになる毎日の仕事で楽しいと思えるのか、やりがいを持てるのか。それによって、人生の充実度は大きく変わることでしょう。

また、選んだ仕事が「好きなこと」であれば、長時間でも楽しく取り組めるはずです。没頭し続けることで、人よりも得意になれます。その道で一流になることができれば、社会に与える価値も高まり、比例して収入も高くなっていきます。

このように、好きなことを仕事にしたほうが、精神的にも経済的にも、そして社会的にも、得るものが大きくなると考えられます。これは、数多くのビジネスリーダーたちも、異口同音に語るところです。

ただし、「好きなことを仕事にする」とはどういうことなのか、改めて考えてみる必要があるかもしれません。

「好きなことを仕事にする」といった場合、一般的には「サッカーが好きだからサッカー関連の仕事に就く」「服が好きだからアパレルに勤める」と捉えられることが多いようです。しかし、このような発想で仕事を探すとなると、選択肢がかなり絞られてしまいます。年齢や能力的に就くことが難しかったり、収入が大幅に下がってしまったりするなど、現実的ではない仕事ばかりが選択肢となってしまうこともあるでしょう。

一方で、私たちが考える「好きなことを仕事にする」は、このような考え方とは異なります。そもそも、多くの人々にとって、好きなことは1つだけではないはずです。自分でも意識していなかった、いくつもの「好き」が浮き彫りになれば、仕事の選択肢が一気に広がります。

以下に、「好き」と「収入」を両立させるための、自己分析の方法を見ていきましょう。
○「好き・嫌い分析」で「好きのエッセンス」をつかむ

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