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【決算深読み】バルミューダ 2024年度Q3決算は赤字縮小、見えてきた成長基調への回帰

マイナビニュース / 2024年11月10日 18時21分

2024年度には海外売上比率で36%を見込んでいるが、2027年度には50%にまで拡大。なかでも米国での販売比率を大きく増やす計画だ。さらに2030年度にはさらに海外比率を高める考えを初めて明らかにした。

なお、「小型風力発電機の商用化に向けた研究開発の継続」では、技術的な発見と進展が進んでおり、2025年には新たに実証実験を開始することになるという。「再生可能エネルギーや地球温暖化、気候変動を考えると、時代の要請があることを感じることができる分野である。この分野の研究開発は引き続き強化したい」と述べた。

通期黒字化の達成に向けて着実な回復をみせているバルミューダだが、海外事業の拡大とともに、グローバルに受け入れられるモノづくりに、新たな踏み出すことになる。これまではキッチン家電が最大の柱となっているが、海外展開では、空調機器や照明器具が大きな柱になるとの見通しも示し、ここにもモノづくり戦略に対する影響があるといえるだろう。
バルミューダにとっての新たな挑戦は、果たして米国をはじめとする海外市場に受け入れられるのだろうか。それが、これからの同社の成長を左右することになる。
(大河原克行)



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