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事業者向けモニターツアーで再発見した東京の歴史的魅力 - 屋形船では芸者さんとお座敷あそびも

マイナビニュース / 2024年11月11日 18時39分

最後に演奏された「さわぎ」は独特の囃しが有名な端唄。もともとは吉原遊廓で歌われ、踊られていた曲だそうだが、やがて浅草の花街でも演奏されるようになり、現在は全国のお座敷の芸者衆に広まっているという。

ツアー参加者を交えたお座敷あそびでは、「投扇興(とうせんきょう)」という伝統的な遊びが行われた。

「投扇興」は「枕」と呼ばれる土台に「蝶」と呼ばれる的を立て、蝶へ向けて扇子を投げるというダーツのような遊び。投げた扇子が落ちたときの蝶・枕・扇子の形(=銘)によって得点が与えられる。点数の付け方は流派によってルールが異なるそうだが、空気抵抗を受けやすい軽い扇を使うため、高得点を狙うのはなかなか難しい。

最後に行われたお座敷あそびは、割り箸にタコ糸でぶら下がったお猪口を巻き上げる速さを競うというゲーム。正式な名前がついていないゲームのようだが、タコ糸の長さが微妙に違う手作り感もこのゲームのミソらしい。

お座敷文化は芸者などの演者と一緒に楽しむ参加型・体験型の文化とのことで、モニターツアーの参加者も積極的にこれらのお座敷あそびに興じる姿が見られた。一般参加者の屋形船ではアルコールの提供などもあるので、乗り合った参加者同士でもさらに盛り上がりそうだ。

伊藤綾 いとうりょう 1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催 @tsuitachiii この著者の記事一覧はこちら
(伊藤綾)



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