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海外のインバウンドに「プレミアムなハイヤー」を提供、ホテル事業者向けのハイヤー手配サービスが始動

マイナビニュース / 2024年11月12日 10時55分

画像提供:マイナビニュース

大和自動車交通とニューステクノロジーは、都内のホテルを対象にプレミアムハイヤーサービス「TOKYO CHAUFFEUR SERVICE」の提供を11月7日より開始した。

訪日客の増加に伴い、プレミアムな移動手段への需要も拡大しており、より直感的で効率的な配車システムを提供。

目的地への送迎だけでなく、都内ランドマークの観光案内などさまざまなリクエストにも対応し、ハイクラスな宿泊客のニーズも満たせるとする。

ホテル事業者に特化したハイヤー専用の配車システム

昨今の訪日客数は過去最大ペースで増加しており、それに伴ってタクシー利用も増えている。大和自動車交通が2024年6月に行った調査では、タクシー利用の約半数が訪日客となる車両もあったという。

ハイヤーに関しても、都内のハイヤー登録台数が2022年6月から2024年6月の間に660台も増加しており、こちらもインバウンド需要に伴うものと考えられる。

その一方で、運転手不足や電話やメール、FAXなどを用いた非効率な配車依頼により、需要と供給の不一致が発生。増えていく需要に対応していくことは業界の大きな課題となっていた。

観光庁も「観光DX」を推進しており、タクシー・ハイヤー事業者、ホテル事業者ともに、配車の効率化と移動体験の向上は急務となっている。

「TOKYO CHAUFFEUR SERVICE」では、高級車両を使用した移動サービスを、ホテルを介して訪日客向けに提供するサービス。

車両はレクサスLM、トヨタ・アルファード、ヴェルファイアなどを使用しており、車両クラスの指定も可能だ。

ドライバーは語学堪能な人材をそろえ、目的地まで専属で送迎する。ドライバーは東京シティガイド検定も保有しているため、観光案内のリクエストにも対応可能だ。

また、ドライバーの装いにもこだわり、オーダースーツを着用してサービスを提供する。

ホテル事業者は、ハイヤー手配に特化した「TOKYO CHAUFFEUR SERVICE」専用のシステムで、配車情報を一元管理することができるほか、車両の現在位置も把握できる。

システムは、PCブラウザからのアクセスのほか、スマートフォンアプリも順次提供予定とのこと。

配車注文の際は、氏名や乗車人数、荷物の個数、目的地、車両のクラス、観光希望などを事前にシステムから入力。プルダウンメニューなど直感的な入力で手配できるようになっており、車いすやチャイルドシートなど細やかな要望にも応える。

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