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海外のインバウンドに「プレミアムなハイヤー」を提供、ホテル事業者向けのハイヤー手配サービスが始動

マイナビニュース / 2024年11月12日 10時55分

ドライバー・ハイヤー運行担当者などと直接やりとりできるチャット機能も備えており、配車依頼から発注書などの文書管理まで、すべてオンライン上で処理が可能となっている。

このDX化により、ハイヤー手配時の電話連絡や手配依頼書のFAXやメール送信など、レスポンスとスピーディな配車、煩雑な発注処理などの課題を解決していく狙いだ。

同サービスは、都内のラグジュアリーホテルを中心に導入されるという。

オンライン会議や社内打ち合わせもOK、プレミアムな移動を実現

体験試乗では、レクサスLMに乗車させてもらった。

車内は、ゆったりと足が延ばせる個室空間で、冷蔵庫やスマートフォン充電器なども装備。水やおしぼりなども用意されていた。要望があれば、マットや社内の香りなどもホテルの仕様にカスタマイズすることができるという。

正面の大きなモニターでは映像コンテンツの視聴のほか、HDMIケーブルと手持ちの機器をつなげることで、会議や打ち合わせを移動しながら行うこともできる。Wi-Fiもあるため、オンライン会議も可能。

運転席側とはパーテーションを立てて区切ることができるので安心だ。パーテーションやサンルーフのウィンドウ、座席のリクライニングなどは、手元のタッチパネルや操作盤で動作できる。

ハイクラスの車両ならではの揺れの少ないなめらかな走行で、テーブルを出してのPC作業も何の負担もなく行うことができそうだ。

東京の観光地を車窓から眺めながらの移動は快適そのもの。特にサンルーフからの景色は新鮮で、訪日客にもプレミアムな移動を提供できるはずだ。

多言語対応ドライバーの人材を増やし、2年後にはハイヤー車両50台を目指す

大和自動車交通によると、ホテルなどからの配車で利用が多かった「都市型ハイヤー」の場合、配車予約はホテルのコンシェルジュを通じて48時間前までに行うことが求められたり、法律上の制限により2時間以上の時間単位での専属契約が必要であったりと、利用へのハードルがやや高かったという。

そのため、「今日、ちょっと時間が空いたから都内を少しだけ観光したい」などの急な配車や、「空港に行くだけだが、高級車両で向かいたい」といった短時間利用ができず、一般的なタクシーを利用せざるを得ないケースが少なくなかった。

その点、今回のサービスで展開するハイヤーは、法律上「その他ハイヤー」となり、2時間の制限には当てはまらないため、短時間利用も可能となり、満たせなかったニーズに応えることができるようになる。

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