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石垣市で自動運転の実証実験を実施 - 自動運転レベル2での走行実証に中山市長も初乗車

マイナビニュース / 2024年11月12日 19時18分

自動運転レベル4での走行は、専用に作成した街の3Dマップ上に走行ルートを設定。LiDAR情報(赤外線センサ-)とGNSS情報(人工衛星)を組み合わせて3Dマップ上をバーチャルに走行させる事前の設計作業を経た後、実際に走行する際は「歩行者」「自転車」「他の走行車両」などの障害物をセンサーで検知し、危険を予測して減速・停止などが行われる。さらに「everfleet」と呼ばれる遠隔モビリティ管理システムを使ってバスの運行を遠隔の監視室からもチェックする仕組みとなっている。

今回の実証実験で実施される「自動運転レベル2」は、人(運転手)が同乗して、何かがあれば人が対応する「高度な運転支援」と定義されている。実際、実証実験においては基本的にほとんどのシーンが自動で走る設計となっているが、地点によって手動に切り替わるところがあるため「レベル2」としての実施となる。

セレモニー当日の試乗コースは、「ユーグレナ石垣港離島ターミナル」から「南ぬ浜町緑地公園」までの約1.5kmを折り返す約20分の行程。11月16日まで行われる実証実験はさらに「石垣港新港旅客船ターミナル」までの往復およそ6kmのコースが使用される。

○■中山市長が自動運転EVバスを体験

セレモニーの後、中山市長ら関係者が自動運転EVバスに乗り込んで試乗。今回初めて自動運転EVバスを体験したという中山市長は「非常に乗り心地も良く、走行もスムーズ」と満足げな表情を浮かべた。

「現在レベル2の実証実験で、安全のためにドライバーさんもついていますが、できるだけ実験を重ねて、早い段階で本当にドライバーなしのレベル4の実装に持っていきたい」との展望を明かし、ターミナルから市内までの移動や市内を循環するバスとしての活用を想定する。

中山市長は「ぜひ実証実験期間中、多くの皆さまに体験していただきたい」と市民の積極的な参加を呼びかけた。
(糸井一臣)



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