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ライカカメラを搭載したハイエンド機で10万円、期待の「Xiaomi 14T Pro」をチェック

マイナビニュース / 2024年11月13日 16時28分

「AIディスプレイ」という有機ELディスプレイを採用しており、解像度は2,712×1,220ピクセル、リフレッシュレートは最大144Hz、タッチサンプリングレートは最大480Hz。輝度やカラー、タッチコントロールなどにAIを活用しているという話のようですが、正直なところ違いはよく分かりません。輝度やカラーに問題は感じず、リフレッシュレートの高さも魅力です。

本体サイズはH160.4×W75.1×D8.39mm、209g。奇をてらわないというか、いたって普通のデザインで、特別特徴があるわけではありません。背面の四角いスペースにレンズとLEDライトが整然と並んでいて、iPhone 16 Proシリーズよりも眼の数が1つ多いのでインパクトはあります。

日本向けということでおサイフケータイにも対応している点は大きなメリット。「Xiaomi 14 Ultra」はおサイフケータイに非対応だったので、「シャオミのライカカメラ搭載スマートフォンでおサイフケータイ対応」というのは本機ならではの魅力になります。背面にはおサイフケータイのロゴもなくスッキリしています。
ライカの風情を再現するカメラ

カメラはトリプルカメラで、「ライカプロフェッショナル光学レンズ」としてVARIO-SUMMILUX 1:1.6-2.2/15-60 ASPH.を搭載。メインカメラは有効画素数5,000万画素のLight Fusion 900センサーを採用し、ピクセルビニングによって2.4μmの大型ピクセルピッチを実現しています。レンズの焦点距離は35mm判換算で23mm、F値はF1.6。

望遠カメラは5,000万画素でピクセルビニング対応。焦点距離は60mm相当、F値はF2.0。超広角カメラは1,200万画素、焦点距離は15mm、F値はF2.2。望遠カメラは倍率としては2.6倍とやや中途半端で、60mmというのも微妙な焦点距離です。ただ、望遠を抑えた方がレンズの性能は向上させやすいので、ピクセルビニングと合わせて画質を重視したのかもしれません。

ライカとの共同開発ということで、高いカメラ性能が期待できます。従来通りLeica Authentic LookとLeica Vibrant Lookという2つのプロファイルを選択可能。端的に言えば「ライカ風」と「シャオミ風」で、自然な色再現と露出を抑えめにしつつシャドーが潰れない表現といったライカらしい写り方をするのがAuthentic Lookの方です。

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