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ライカカメラを搭載したハイエンド機で10万円、期待の「Xiaomi 14T Pro」をチェック

マイナビニュース / 2024年11月13日 16時28分

基本的な写りは十分以上のレベルです。しっとりとした表現は一般的なスマートフォンにはない写りで、ライカらしいという印象です。フィルターも「Leica」の名称を冠したモードが複数用意されており、ライカらしさを楽しめます。

シャッタースピードやホワイトバランスなどが設定できるプロモード、主要被写体にピントを合わせながら背景をボケさせる動画モードの「映画」なども搭載しますが、写真で背景ボケを強調する「ポートレート」モードに「35mm判換算の焦点距離」でズームする機能が搭載されているのは面白い点です。

23mm/35mm/60mm/75mmという4つの焦点距離を用意。単焦点レンズを付け替えるイメージで撮影できます。他にも夜景モード/デュアルビデオ/監督モードといったモードがあって、撮影方法は充実しています。

画質面やカメラの機能としてはハイレベルなのですが、最大の難点としてシャッター音がやけに大きい点があります。今回の試用機はキャリアモデル(ソフトバンク)だったのですが、かなりシャッター音が大きくなっています。ここまで大きくすることはないだろうというぐらいの音の大きさなので、カメラを頻繁に使う人は、メーカー版(SIMフリー版/オープンマーケット版)を選んだ方が良さそうです。

撮影例

充実したAI機能

AI機能が強化されているのも本機の特徴です。AIサービスとしてメモ/ギャラリー/レコーダー/AI字幕/AI通訳/Googleのかこって検索が用意されています。

レコーダーは、録音した音声のテキスト化が可能。テストでは25分の音声をテキスト化してみたところ、まず4分ほどの時間が経過してから、少しずつテキスト化が進みます。「音声をクラウドにアップロードし、再生しながらリアルタイムにテキスト化をしている」というような印象です。

再生と同時にテキスト化を実行したところ、アップロード時間が必要になるものの、テキスト化の方が先に終了したので、実時間よりは速くテキスト化が進行していました。それでもそれなりの時間を要します。

精度はかなり高め。テキスト化の時点でまず言語を選択する必要がありますが、「Xiaomi」という言葉を英語の「Show me」と認識してしまうようなこともあって、多少の間違いはありますが、「Google Pixel」のレコーダーアプリ並みの精度はありそうです。ただし前述のように時間がかかるので、長時間の音声のテキスト変換はあまり実用的でないように感じました。

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