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kintoneでゼロから始めるノーコード開発 第12回 スペースを使ったコミュニケーション

マイナビニュース / 2024年11月15日 11時0分

「自分宛」の通知が一覧表示される。続いて、表示内容を「すべて」に切り替えると、「自分宛」以外の通知も確認できるようになる。そのほか、これまでに届いた通知の「未読」と「既読」を切り替えて表示する機能も用意されている。

念のため、「自分宛」と「すべて」の違いについて簡単に紹介しておこう。

◆「自分宛」として届く通知
自分が対応しなければならない重要な通知
・プロセス管理の作業者になったとき
・メッセージを受信したとき
・「宛先指定」に自分が指定されているとき、など

◆「すべて」として届く通知
関係者全員に自動配信される通知
・スレッドに“新しいコメント”が書き込まれたとき(フォローしている場合)
・コメントが「いいね!」されたとき、など
スペース内にアプリを作成

スペース内にアプリを作成する機能も用意されている。この場合は、「スペースのポータル画面」に移動してから「アプリ」の領域にある「+」アイコンをクリックすればよい。アプリの基本的な作成手順は、通常のアプリ(ユーザー全員が使用できるアプリ)を作成する場合と同じだ。

この方法で作成したアプリは、“スペースに参加しているユーザー”だけが使用可能なアプリとなる。いちいちアクセス権を変更しなくても、使用可能なユーザーを限定できるのが利点といえるだろう。

なお、スペース内に作成したアプリは、「kintoneのポータル画面」にも表示される仕様になっている。

とはいえ、これはスペースに参加しているユーザーに限った話となる。スペースに参加していないユーザーには「スペース内のアプリ」は表示されない。「スペースのポータル画面」へ移動しなくても即座にアプリを使えるようにするための仕様、と捉えておけばよいだろう。
メッセージ(DM)の送信

最後に、kintoneに用意されているメッセージ機能(DM)について紹介しておこう。個人間でメッセージをやり取りしたいときは、この機能を活用するとよい。

ここでは「相澤 裕介」が「北森 芳喜」にメッセージを送る場合を例に、その手順を解説していこう。ポータル画面の右上にある検索欄に、送信相手の名前を数文字入力する。すると、その文字を含むユーザーが一覧表示されるので、送信先ユーザーの右側にある「メッセージ」アイコンをクリックする。

あとはメッセージを入力して「送信」ボタンをクリックするだけ。これで個人宛のメッセージを送ることができる。

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