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評価に不満あり!? 「社員を不安にさせない評価」には、適切な伝え方、関わり方のコツがある

マイナビニュース / 2024年11月15日 9時39分

画像提供:マイナビニュース

都内のアパレル企業で事務職の仕事をしているKさん(20代女性)。中途採用で入社して2年近くが経ちますが、最近不安を感じているのが「自分が会社からどのように評価されているのか」ということです。

前職は営業職だったので、毎日数字に追われ、誰が見ても成績が明らかで、それが嫌になって退職したものの、今の職場は毎日が同じような業務で、評価制度はあるもののAさんにとっては見えないところが多く、自分が会社からどのような評価をされているのかがいまいちわからず、将来について不安を感じ始めていたのでした…。

従業員がある程度いる会社であれば実施されている評価制度。評価制度を上手く活用できれば、従業員のモチベーションを上げて最高のパフォーマンスを発揮させることができるわけですが、逆に評価制度を上手に活用できていなければ、従業員のエンゲージメントやモチベーションが下がり、最終的には離職してしまう場合もあります。

そこで今回は、評価制度を運用する際に気を付けてもらいたいポイントを解説していきます。

自社の評価制度に納得できないと離職につながるケースも

ライボが2023年9月19日に発表した「2023年人事評価の実態調査」によると、評価制度がある企業で働く従業員に「会社からの評価に不満を感じたことはあるか」という質問をしたところ、「不満がある」と回答した割合は75.2%と7割を超える結果になっています。

さらに「評価によりモチベーションが下がった経験があるか」という質問に対して、「ある」と答えた割合は78.7%と8割弱もいました。

ちなみに、その理由については「成果と報酬が見合っていなかったから」(51.3%)が最多で、以下、「評価の基準が不透明だったから」(45.6%)、「上司が自分をちゃんと見てくれていないと思ったから」(38.5%)となっていました。

さらに、「評価によって転職を考えた経験があるか」という質問については、「ある」と回答した割合は71.8%で7割を超えており、「実際に転職した」方は48.9%、「転職を検討している」方は19.5%という結果になっています。

自社の評価制度に全員が納得しているような会社は滅多にないと思いますが、自社の評価制度に納得していない方は、最終的に離職してしまうケースも多いということです。
上司の関わり方次第で不満はかなり解消される

従業員が評価制度に不満を抱く理由は、上記アンケートのとおりですが、内容としては、評価制度そのものに問題がある場合と上司の関わり方、コミュニケーションの取り方といった運用に問題がある場合の2つに大きく分かれます。

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