1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

中小でもできる!ITブランディング 第31回 「明瞭会計」のランディングページで信頼獲得~TARA谷取締役

マイナビニュース / 2024年11月15日 17時43分

画像提供:マイナビニュース

自社の商品やサービスを「その企業ならでは」と認識してもらう企業ブランディングへの注目が集まっている。国内外の競争激化や物価の上昇などが背景にある。しかし、大企業と違い、中小企業がブランド戦略を打ち出すのは容易ではないとされる。こうした中で、インターネットを活用してコストを抑制しつつ、効果的なブランディングを実施する中小企業やB to B(企業間取引)企業も出始めている。この連載では、ITなどを活用してブランディングを行っている事例を紹介する。

第31回はAI(人工知能)カメラのサービスを手掛けるTARA(神奈川県 藤沢市)を取り上げる。同社はインターネット広告などのランディングページ(LP)にサービスや料金を明確に表示し、顧客の信頼を獲得している。同社の谷和俊取締役は企業ブランディングの意義について「企業経営の姿勢を認知・信頼してもらうことだ」と強調。「当社の明瞭会計の姿勢は、潜在顧客からの信頼獲得に貢献している」と話す。聞き手はZenkenの本村丹努琉(もとむら・たつる)氏。

TARA 取締役 谷和俊氏
大学卒業後、大手BPO会社にて法人営業や現場責任者を経験。その後、投資・開発・アセットマネジメントまで各種の施設開発・運営を手がける企業の運営部門責任者として業務効率化を手掛け、事業拡大に貢献。
株式会社TARAへ2019年に執行役員として参画し、AIカメラサービス「メバル」の事業を立ち上げ、上場企業や自治体まで幅広く採用されるサービスとして成長させる。2022年8月より同社の取締役に就任。

○ポイント

①企業ブランディングの意義は企業経営の姿勢を認知・信頼してもらうこと
②LPにサービスと料金を細かく表示。業界では珍しい「明瞭会計」で潜在顧客の信頼獲得
③ダウンロード可能な無料の導入成功事例集も顧客開拓に貢献
④内容を理解しないままにテレマーケティングやリスティング広告をしても効果が出づらい

本村:貴社はAIカメラのサービスを手掛けています。会社の概要と強みを教えて下さい。

谷:TARAはグロース市場上場のヒューマンクリエイションホールディングスの子会社で、2018年に創業しました。AIによって映像や画像を自動で処理するAIカメラサービス「メバル」が事業の柱です。このカメラは自動車や人の数を数えたり、性別や年齢を認識したりできます。クライアントは小売り、メーカー、自治体などです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください