1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

大人のインフラ紀行 第6回 冬季閉鎖前の閑散とした「黒部ダム」、人を近づけなかった厳しき山の片鱗を垣間見た

マイナビニュース / 2024年11月19日 11時0分

そして2022年には、火力の70%以上に対し、水力発電は全電力の7.6%にまで落ち込んでいる。5.6%の原子力や3.7%のバイオマス発電よりは多いが、9.2%の太陽光発電よりも頼られなくなっているのである。

この巨大インフラ・黒部ダムは、時代の端境期に登場した発電モンスターであり、そう遠くない将来には役割を終え、「産業遺産」と呼ばれる過去の存在になっていくのかもしれないと思うと、一抹の切なさを感じるのだった。

佐藤誠二朗 さとうせいじろう 編集者/ライター、コラムニスト。1969年東京生まれ。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わり、2000〜2009年は「smart」編集長。カルチャー、ファッションを中心にしながら、アウトドア、デュアルライフ、時事、エンタメ、旅行、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動中。著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』(集英社 2018)、『日本懐かしスニーカー大全』(辰巳出版 2020)、『オフィシャル・サブカルオヤジ・ハンドブック』(集英社 2021)。ほか編著書多数。新刊『山の家のスローバラード 東京⇆山中湖 行ったり来たりのデュアルライフ』発売。
『山の家のスローバラード 東京⇆山中湖 行ったり来たりのデュアルライフ』はこちら
この著者の記事一覧はこちら
(佐藤誠二朗)



この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください