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岡安学の「eスポーツ観戦記」 第156回 eモータースポーツがエンタメとして成立するために必要なことは? 「SCARZ」のプロが語る大会の重要性

マイナビニュース / 2024年11月20日 17時28分

画像提供:マイナビニュース

プロeスポーツチーム「SCARZ」と、ヘルスケア製品などを手がける電気機器関連メーカーの「フィリップス」は、2024年11月17日に大丸東京店で、ファンイベント「SCARZ-MOTORSPORTS PERFORMANCE DAY」を開催しました。

フィリップスは、9月に「SCARZ」とスポンサーシップの締結を発表しており、今回のイベントはフィリップスがスポンサーとなって初の共同イベントです。

また、「SCARZ」は、昨年2023年6月にeモータースポーツ部門を設立し、TakuAn(たくあん)選手とGoto(ごとう)選手が加入。さらに今年の9月には宮園琢磨選手と鍋谷奏輝選手が「SCARZ」入りを決めています。

日本eモータースポーツ機構(JeMO)によって、新たなeモータースポーツ大会「UNIZONE」が誕生したこともあって、eモータースポーツはeスポーツ業界でも旬のカテゴリーと言えます。

また、2024年9月に行われた「グランツーリスモ ワールドシリーズ ラウンド3」では、2019年以来、5年ぶりの東京開催となり、話題を呼びました。リアルレースであるF1などのモータースポーツも、日本をはじめ、世界で人気が高まっています。

今回のイベントでは、たくあん選手と宮園琢磨選手が登壇し、トークショーとグリーティングを開催。トークショーでは、今回、イベントに参加できなかったごとう選手がビデオ出演し、車の一部やエンジン音で車種を当てるクイズも行われました。

さらに、希望した来場者が2人の選手のどちらかからマンツーマンで指導してもらえるコーチングも実施。プロのシムレーサーから直々に教えてもらえる貴重な機会となりました。

ちなみに、イベント前のメディアセッションで、筆者もたくあん選手に指導していただけました。レースゲームは得意ではありませんが、丁寧な指導により、周回を重ねるごとにタイムがよくなっていったのは、さすがの一言です。

イベントでは、たくあん選手と宮園琢磨選手に話を聞く機会があったので、eモータースポーツやイベントについて伺いました。

――注目を集めるeモータースポーツですが、選手としてこの状況をどう捉えていますでしょうか。

たくあん選手:大会の数や種類も増えていて、年々注目が集まっているのを感じます。私はレースゲームの動画配信を行っているんですけど、チャンネル登録者数も増えてきています。つい最近3万人を突破し、4万人に手が届きそうです。

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