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岡安学の「eスポーツ観戦記」 第156回 eモータースポーツがエンタメとして成立するために必要なことは? 「SCARZ」のプロが語る大会の重要性

マイナビニュース / 2024年11月20日 17時28分

宮園琢磨選手:たくあん選手の意見と同様に大会の数、あとは規模感も見劣りしてしまいますよね。一般的には、大きな大会があるほうがすごく見えてしまうので、リアルレースが注目され、上に見られてしまうのではないでしょうか。今後大会が増え、スポンサーなど企業も増えていけば、リアルに近づいていけると思います。

あと、現状では選手の資質というか、活躍する土壌の違いもありますね。eモータースポーツだと、大会で結果を残せば、それだけで大きな大会に出ることができます。例えば、国内大会で優勝すれば、世界大会には出場ができます。

リアルレースの場合、チームを運営するには相当のコストがかかるので、スポンサーが投資をしたいと思えるチーム、そのチームが契約したいと思える選手でないと、いくら速くてもレースに出場できないんです。なので、“レーサーとしての佇まい”がまだまだシムレーサーには足りず、そこがスポンサーや企業に信用されていないところなので、その点をもっとシムレーサーに浸透させ、シムレーサーもリアルレーサーと同じであることをアピールする必要があると思います。

――今回、イベントを共催するフィリップスですが、たくあん選手はプロモーションビデオに出るなど、すでにコラボレーションが始まっています。印象はいかがですか。

たくあん選手:私はあまりヒゲが濃いほうではなく、肌も強くないので、カミソリを使うと肌を切ってしまうことがあったんです。シェーバーは初めて使いましたが、肌に優しくて簡単に剃れていいですね。今日も使ってきました(笑)。コードレスのバッテリーなので、持ち運びやすさもいいです。掃除も簡単ですし、私のような初心者にはオススメです。見た目もカッコイイですしね。

宮園琢磨選手:専用ケースがあって、いつも持ち歩いています。あと、センサーがあって、うまく剃れているときは緑色に光るんですよ。実は手先が不器用なので、光の色でうまく剃れているか確認できるのはありがたいです。画面の表示があったり、音が出たり、髭剃り自体が楽しくなるのはいいですね。先進的な感じがします。

――今回のイベントはいかがでしたか。

たくあん選手:思った以上に多くの方々にお越しいただき、感謝しています。コーチングは、初心者から日頃プレイしている上級者まで、幅広いレベルの方が参加してくれて、とても充実した時間でした。初心者の方は徐々に慣れていき、コーチング終了時にはスキル向上を感じとれたと思います。上級者も自分の走りを客観視するのは難しく、私や宮園さんの第三者視点でのアドバイスによって、改善点を発見でき、さらなる上達ができたのではないかなと思います。

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