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【風呂キャンセル界隈】医師「心身が疲れた時こそ入浴を」 - 安全で健康的な方法とは

マイナビニュース / 2024年11月21日 11時0分

今回の調査では、冷え対策としての入浴に悩む声が聞かれた。湯船の温度と入浴時間を軸に入浴タイプを4つに分類し、早坂氏が解説する。

○医師おすすめ「コスパタイプ」

ヒートショックやのぼせるリスクの少ない、安全で健康的な入浴タイプ。湯温が低めのため、光熱費も抑えられる。適切な湯船の温度や入浴時間が分からない人は、40℃10分を目安にすることができる。少しぬるく感じる温度かもしれないが、体温が0.5から1℃ぐらい上がり、お風呂上がりの身体の温かさも持続するという。
○のんびり長風呂「マイペースタイプ」

ヒートショックのリスクは低いが、のぼせる危険が高い入浴タイプ。長風呂をしたい場合は、湯船の温度を下げたり、お湯の量を減らしたりして、のぼせないように注意できる。
○サクッと熱風呂「熱血タイプ」

血圧があがるためヒートショックのリスクが高く、注意が必要な入浴タイプ。しかし、使い方次第では日中のパフォーマンス向上が期待できる。若い人にしかおすすめできないが、低血圧で朝が苦手であれば、起床後に水分を摂ってから熱いお風呂に短時間入浴することもできる。
○入浴事故の危険「ストイックタイプ」

ヒートショックや熱中症のリスクが高く危険な入浴タイプ。熱い湯に長時間浸からないと身体が温まらないと思いがちだが、体温を下げようとする身体の機能の働きにより、かえって湯冷めしやすくなるという。「どうしても続ける場合は、休憩をはさむか、半身浴にしましょう」と早坂氏は勧めている。

○入浴タイプ別 冷え性、ヒートショック予備軍の割合

入浴タイプ別に、冷え性とヒートショック予備軍の割合を比較した。その結果、ストイックタイプは、冷え性が半数以上(「とてもそう思う(25%)」「ややそう思う(31%)」の合計56%)、ヒートショック予備軍についても半数以上(52%)を占めた。

○医師監修、安全で健康的な入浴方法

冬は冷え対策として湯船に入りたくなる季節だが、ヒートショックなど入浴中の事故に注意が必要となる。そこで、安全で健康的な入浴方法を早坂氏に聞いた。
○お風呂は40℃10分のコスパタイプ

40℃10分の「コスパタイプ」なら、ヒートショックの予防が期待できるだけでなく、光熱費を抑えることにもなる。安全面、健康面、費用面からもおすすめだという。
○冷え対策にも入浴

女性の6割が悩んでいる冷え対策には、直接、身体を温められる入浴が有効な手段。しかし、温かさが長続きしない高温の湯船に入っている人も多く、正しい入浴ができていないことも。低温短時間40℃10分の入浴は冷えにも効果が期待できる。さらに、手足の血流改善により、良い睡眠にもつながるという。
○ながら入浴のZ世代、谷型ヒートショックに注意

今回の調査では、若い人でスマホを持ち込んで入浴する人が多く、スマホを使うことで圧倒的な長風呂になっていた。長風呂は熱中症である「のぼせ」を引き起こし、脱水や血管拡張を招くので、湯船から立ち上がるときに「谷型ヒートショック」を引き起こす。立ち眩みとなって転倒し、大けがをしてしまう可能性も。若い人も、長風呂による立ち眩みに注意する必要がある。
○STOP!風呂キャンセル界隈

「風呂キャンセル界隈」と言われるキーワードがSNSをにぎわしているが、入浴は単に身体の汚れを落とすだけではなく、疲れやストレスも取り除いてくれる健康活動。お風呂に入ることで、疲れの連鎖を断ち切ることができる。
(Yumi's life)



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