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社会人が『シャドバ』の賞金制eスポーツ大会に復帰したら「思い出」と「トラウマ」が刻まれた

マイナビニュース / 2024年11月21日 14時35分

結果として、次のターンには強化された《無敗の剣聖・カゲミツ》と《白銀の閃き・エミリア》という「そりゃそうなるだろ」みたいな盤面が形成され、当初の6ターン目に《《世界》・ゼルガネイア》を出すようなプランは継続できず、敗北となった。

カードゲームで勝つには「運×実力」が必要といわれるが、この日の筆者はどちらかというと「ツイていた」ほうだと思う。

正しいプレイさえすれば、勝てる手札を渡されていた。練習不足と5年のブランクがもろに出たのを痛感した。

とにかく、ヴァンパイアを使っている間は90秒が短く感じた。毎回、見たことないような知恵の輪を渡されて「これを90秒で解け」といわれているような感覚である。クイズタイムショックに挑戦中の人たちの気持ちもこんな感じなのだろうか。

「ベストな正解を出すゲーム」ではなく「限られた時間でベターな正解を出すゲーム」、その判断がベストに近い人が勝つ。もはやフィジカルスポーツや会社経営に近いものがある。

《豪風のリノセウス》のことが好きになった

個人成績について、エルフは2勝0敗、ヴァンパイアは0勝4敗という結果になった。

血反吐を吐きながら練習したエルフで勝てたのはうれしかったが、強めのデッキであるヴァンパイアで勝てなかったのは、チームメンバーに申し訳ない。

5年の時を経て(当時は一度も使うことがなかった)《豪風のリノセウス》のことが好きになった気がする。大会に向けての準備は大変だったが、振り返るうちに新たな発見があり、それも含めて楽しむことができた。

タイムスリップローテーションとは、ただの「思い出」の焼き回しではなく、時を遡り、あのころの「忘れ物」を取りにいく体験なのかもしれない。

(Cygamesさん、次回作にもリノセウス出してください)

チームが2敗した時点で、シングルエリミネーションへの道は閉ざされたが、なんとか1勝だけでもしたいので戦いを続けることに。

俺たちの「思い出」はまだ終わらない!

© RAGE
© Cygames, Inc.

取材・文 / 合同会社KijiLife(小川翔太)
(小川翔太)



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