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「年賀状じまいしてよかった」は8割以上 - 後悔した人の理由は?

マイナビニュース / 2024年11月25日 9時12分

それぞれの回答理由を見てみると、年賀状じまいをしてよかったと思う理由には、「年賀状の心配がなくなっただけでもストレスが大幅に軽減された。年末の悩みが減って嬉しかった。」(40代女性)、「進学などで新たな友人ができた際に住所を聞いたりしなくてよくなった。友人関係の中でどこまで送るか等を考えなくてよくなった。」(20代女性)、「毎年値上がりするハガキの代金を節約できた。」(60代女性)といった回答が寄せられた。

年賀状じまいを後悔している理由には、「なくなってしまったご縁もあるので、さみしいなとも思う。」(20代女性)、「受け取った年賀状を見て返せるなら返そうか?と、悩んでしまうので。」(40代男性)、「LINEや連絡先を知らない人とは挨拶が出来なくなってしまったから。」(30代女性)といった回答がみられた。

「どちらとも言えない」を選んだ人からは、「書かなくなって楽なのですが、少し寂しい気もしますね。1月1日は年賀状をいつも楽しみで家族と会話をしながら見ていたので。」(70代女性)、「友人の子らの成長を見れなくなるのは少し寂しい。離れていて会えないが、成長を感じていたので。」(40代女性)、「年賀状でお互い生存を確認していたが年賀状をやめどうしてるか全くわからずさみしい。」(50代女性)などの回答が寄せられた。

年賀状じまいをした人の多くは、忙しい年の瀬に余裕が生まれ、他の用事に時間を避けるようになったことを評価する人が多いようだ。その一方で、「疎遠になってしまった人との縁を思うと寂しさを感じる」という意見や、「年賀状という日本の文化的習慣を大切にしたい」といった声も聞かれた。とくに「友人とはSNSで気軽に連絡が取れるが、年賀状が唯一の交流の機会だった親戚とのつながりが途絶えてしまった」と漏らす人もおり、あらためて年賀状が担ってきた役割の大きさがうかがえる。年賀状じまいには、効率化や合理化といったメリットがある一方で、人とのつながりの希薄化や文化の継承といった面でのデメリットもあるようだ。
○年賀状じまいへの後悔はほとんどなし、しかし一部に人間関係の希薄化を懸念する声も

続いて「年賀状をやめて後悔したことはありますか?」という質問に対し、全体の77.5%にあたる155名が「ない(後悔したことはない)」と回答した。一方「ある(後悔したことがある)」と答えたのは21名(10.5%)で「どちらとも言えない」は30名(12.0%)だった。

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