1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

イプシロンS第2段の燃焼試験が再び失敗、前回より低い圧力でなぜ爆発した?

マイナビニュース / 2024年11月27日 19時49分

イプシロンSの初打ち上げは、2024年度内に実施する計画だったが、このスケジュールへの影響について、井元プロマネは「現時点ではなんとも言えない」と、言及を避けた。ただ今後、原因を特定し、対策を立て、再々燃焼試験を実施してから打ち上げるというのをあと4カ月足らずで行うというのは、極めて難しい状況になったと言えるだろう。

また、イプシロンSの実証機では、ベトナムから受注した地球観測衛星「LOTUSat-1」を搭載する予定で、JAXAとしての正式な決定は12月中に行われる見込みだったが、今回の爆発により、これもやや不透明になった。より慎重な判断として、H3ロケット2号機のように、ダミーペイロードになる可能性が高くなったのではないかと思う。

なお今回、前日の記者説明会において、イプシロンSの号機名称についても、説明があった。それによれば、「イプシロンS」というのはイプシロンロケットの型式の1つであるとのことで、次の号機は「イプシロンロケット7号機」になるそうだ。ただ、この号機については、「イプシロンSロケット実証機」という名前も付くことになる。
(大塚実)



この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください