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「社食でいい」ではなく「社食がいい」に - 創造力の交差点、資生堂の社員食堂

マイナビニュース / 2024年12月20日 11時43分

「曜日に応じてちょっとしたイベントも行っています。火曜日は“プラス1DAY”として数量限定で小鉢を1つプレゼント、水曜日の“ピザ友DAY”では4人以上のグループ先着10組にピザ1枚をプレゼントしています。金曜日の16~20時は“ZEBRA BAR” でちょい飲みも楽しめます」(近藤さん)

フロア中央には「CROSSING KITCHEN」も完備。グリルプレートやオーブン、製氷機、冷蔵庫・冷凍庫、セラーなど本格的な調理器具を自由に使えます。上司・部下という関係にとらわれず一緒に料理を楽しむことでコミュニケーションを図ることもできるでしょう。

精算は無人レジにトレーごと置くだけの手間いらず。食器の裏にICタグが貼付されており、一瞬で合計金額が計算されます。飲食代金はキャッシュレス。プリペイドカード機能も備わっているIDカードの他、交通系電子マネーを利用することが可能です。

今回は特別にヘルス&ビューティープレート「白身魚とシャキシャキ野菜の南蛮酢」をいただくことができました。

新鮮なまま調理された野菜がたっぷり添えられた白身魚は実がホロホロで、酸っぱすぎたり塩辛かったりしないのに旨味が凝縮されていて、思わずご飯が進みます。具だくさんのおみそ汁もじんわりと染みわたります。ギルトフリーデザートはブルーベリーを混ぜたヨーグルト……かと思いきや、こちらは紫芋のムース。やさしい甘みがたまりません。

こんなインナービューティーについても考えられた昼食が楽しめるのは、新たな美の価値を創造するビューティーカンパニーである資生堂ならではと言えそうです。

会社員にとってランチタイムはハイライト

1991年に資生堂に入社した近藤さん。最初は美容食品部門への配属されましたが、その後、社内の刊行物を担当する部門、ビューティークリエーションセンターというヘアメイクアップアーティストたちも所属する部門を経験。プロデュースやマネジメントを担当しました。そして2019年、近藤さんは、現職であるファシリティマネジメント部に異動となります。

「社食の運営ときいて、最初はびっくりしたんですよ。でも『従来の社食のイメージを変えたい、これまでのキャリアを活かしてチャレンジしてほしい』と背中を押されたので、前向きにとらえました」と、近藤さんは振り返ります。

こうして任された仕事は、社員食堂に関する業務。しかし、これは近藤さんがこれまで経験したことのない仕事です。近藤さんはネットで社員食堂が得意そうな会社を探して話を聞きに行き、試行錯誤しながら作っていくことになりました。

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