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丸亀製麺、香川・讃岐広島に手づくりを極める研修施設「心の本店」爆誕!! 島民とのコミュニケーションハブに

マイナビニュース / 2024年11月28日 16時30分

画像提供:マイナビニュース

ガチで"ヤバい一杯"を丸亀製麺が生み出した。残念ながら簡単には味わえない。物理的にも、システム的にも制約だらけである。しかし、どうにかしてその一杯を多くの人に食べてもらいたい。そう切に願いながら、その詳細をここに記したい。

もう一度繰り返すが、この一杯だけはガ・チ・で・ヤッベェぞ〜!
○ついに丸亀製麺から"三つ星麺職人"が登場!? 新施設「心の本店」とは

"ヤバい一杯"について語るには、まず丸亀製麺の「心の本店」について説明しなければならない。

「心の本店」は、丸亀製麺を展開するトリドールホールディングスが掲げるスローガン「食の感動」を体感できる施設として香川県丸亀市の離島「広島」に建てられ、11月27日にはオープニングセレモニーも開催された。2025年4月以降、丸亀製麺の"三つ星麺職人"を育成したり、社員研修を行う施設として稼働予定だという。

現在、丸亀製麺の麺職人の最高位は"二つ星"で、"一つ星麺職人"が1,700名以上いるなか、"二つ星麺職人"は全国にわずか10人しか存在しない。このことからもその称号の重みがうかがえるが、今度はさらに上をいく"三つ星麺職人"をこの「心の本店」から輩出しようというのである。

しかも「心の本店」では、従業員たち自らがうどんの原材料となる小麦の栽培から製麺までをすべて担い、さらには瀬戸内海の海水から塩を手作りしたり、天ぷらにする野菜を栽培したりもするなど、徹底的にうどんと向き合っていくのだという。うどんに対する愛情が尋常じゃねぇ……!

セレモニーに登壇したトリドールHDの粟田社長は、「この施設は単なる研修の場にとどまらず、麺職人たちが切磋琢磨し、技術と知識を共有することで新たな創造と革新が生まれる場になることを目指しています」「多くの才能が開花し、讃岐うどんの伝統が次世代へ受け継がれていくことを期待しています」と主張した。

そのうえで、セレモニーに駆けつけた島民たちに向けて「地域社会との連携を深め、交流の場としても機能することを目指しております。島民の皆様に愛され、支えられる存在となるよう精進していきたいと考えております」と訴えかけた。

挨拶に立った丸亀市の松永恭二市長は、「心の本店」のオープンについて「うどんは古来、讃岐の食文化であり、香川の人なら誰もがうどんにこだわりと愛着、誇りを持っています。『心の本店』が地域活性化の大きな推進力になるとともに、島民の皆さんや島を訪れる多くの方々にとって、うどん文化を通じた交流と感動体験の助けとなり、 この島でさらに郷土愛が育まれるよう切に願っています」と期待を込めた。

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