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身近に潜む『骨粗しょう症』! - どんな人がなりやすい? 自宅でできる予防法とは?

マイナビニュース / 2024年12月21日 10時30分

例えば、歯磨きの最中には必ずかかと上げをやる。あとは、欠かさず見ているテレビ番組とひもづけてしまうのもアリですよ。朝ドラの15分間だけはスクワットをします、とか。いつもやっていることとひもづけると習慣化しやすいと思います。

――トレーニングに効果的な時間帯はありますか?

朝ご飯を食べた後とか、起きてしばらく活動した後にトレーニングされるといいでしょう。実は、朝に活動しておくと代謝が上がりやすいメリットもあります。そういった意味で、朝のタイミングはおすすめですね。

一方で、朝起きてすぐは、避けましょう。これは起きたばかりだと、背骨にかかる負担が大きいためです。

■骨粗しょう症を防ぐための食事

――食事についても教えてください。食べ物などで、気をつけた方がいいことはありますか?

カルシウムやミネラルは、骨の材料になる栄養素です。ただカルシウムだけ取ると血管に負担がかかりやすくなるので、マグネシウムも一緒に取りましょう。小魚やサクラエビみたいに、骨ごと食べられるものがいいですね。

――牛乳だけではダメなんですね。

牛乳も飲んだ方がいいと思いますが、先ほども伝えたようにマグネシウムも一緒に摂取するようにしましょう。

実はカルシウムとマグネシウムって、きっ抗する作用があるんです。カルシウムばかり取るとマグネシウムの働きが弱くなってしまうんです。マグネシウムには血管の健康を保つ働きがあり、マグネシウムが不足すると動脈硬化の危険性が高まります。

ですので、マグネシウムも摂取できる「冷奴」も牛乳と一緒に買うのがおすすめです。また、骨が柔らかい「さばの水煮缶」や「アーモンドフィッシュ」もアリですね。ぜひ、食事と運動に気を付けて骨粗しょう症を防ぎましょう。

――ありがとうございました!

木村 祐子 きむら ゆうこ 新宿三丁目メディカルクリニック 病院長(chocoZAPメディカル提携医療機関)。2008年東海大学医学部卒業。日本医師会認定産業医でもあり、日本抗加齢学会に所属している。 この監修者の記事一覧はこちら

近藤謙太郎 こんどうけんたろう 1977年生まれ、早稲田大学卒業。出版社勤務を経て、フリーランスとして独立。通信業界やデジタル業界を中心に活動しており、最近はスポーツ分野やヘルスケア分野にも出没するように。日本各地、遠方の取材も大好き。趣味はカメラ、旅行、楽器の演奏など。動画の撮影と編集も楽しくなってきた。 この著者の記事一覧はこちら
(近藤謙太郎)



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