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CFD(差金決済取引)ってなに? 基本の仕組みからCFDにかかる税金・リスクまで解説

マイナビニュース / 2024年12月13日 11時0分

コモディティとは、一般的に「商品」を指す言葉ですが、CFD取引の中では、原油や天然ガスなどのエネルギー、金やプラチナなどの貴金属、大豆やトウモロコシなどの農産物といった商品先物市場で取引されている商品を指します。コモディティ投資は実際に取引される実物商品の価値に基づきますが、CFD取引では、その価格変動を利用して利益を狙います。コモディティ市場は、景気動向や地政学的リスクに影響を受けやすいため、価格が大きく動きやすいという特徴があります。
○2. 証拠金

証拠金とは、CFD取引を行う際に、取引業者に預ける担保金のことです。CFD取引では、レバレッジを利用した大きな取引が可能なため、取引に必要な一部の金額を証拠金として、差し入れる必要があります。証拠金の割合は、取引業者や取引銘柄ごとに異なりますが、取引金額の10%であれば、10万円を口座に預けることで100万円の取引が可能となります。証拠金は損失が出た場合に、損失を補填する役割を果たしますが、損失が膨らんで一定の証拠金維持率を下回った場合は、ロスカット(強制決済)が行われます。
○3. レバレッジ

レバレッジとは、少額の資金で大きな額の取引を可能にする仕組みです。「てこ」の原理になぞらえてこのように呼ばれます。レバレッジが10倍の場合、証拠金の10倍の取引が行えるので、効率よく利益を狙えますが、一方で損失も10倍に拡大するため、リスクの高い取引となります。
○4. スプレッド

スプレッドとは、CFD取引における「売値」と「買値」の差のことです。スプレッドは手数料として取引業者の収益の一部になります。スプレッドが狭い(小さい)とコストが低く、スプレッドが広い(大きい)とコストが高くなります。CFD取引のコストには、売買する際にかかる取引手数料もありますが、取引手数料がかからないCFD業者も多く、その場合でも、スプレッドによるコストはかかります。
○5. ロールオーバー

ロールオーバーとは、CFD取引で、ポジション(未決済のまま残っている約定)を翌営業日に持ち越すことをいいます。ロールオーバーをすると金利調整額というコストが発生します。取引業者によっては、「オーバーナイト金利」とも呼びます。買いポジションを保有して、翌営業日に持ち越すと金利の支払いが発生し、売りポジションを保有して持ち越すと金利を受け取れる場合がありますが、総じて長期間ポジションを持ち続けるとコストがかかると思っておいた方がいいでしょう。
○6.ロスカット

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