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CFD(差金決済取引)ってなに? 基本の仕組みからCFDにかかる税金・リスクまで解説

マイナビニュース / 2024年12月13日 11時0分

一般的な会社員の場合、CFDの利益が20万円以下であれば、確定申告は必要ありませんが、損失が出た場合は、確定申告をすることによって、節税できるケースがあることを覚えておくといいでしょう。

CFD取引の注意点とリスク管理術

CFD取引は、多様な金融商品に効率よく投資ができる魅力的な取引手法ですが、適切なリスク管理を行わないと大きな損失を招く恐れがあります。ここでは、「初心者が陥りやすいミス」と「リスク管理の方法」をお伝えします。
初心者が陥りやすいミス
○1.レバレッジをかけ過ぎる

少ない資金で大きな取引ができるレバレッジは魅力的ですが、レバレッジをかけ過ぎると、わずかな値動きで大きな損失を被る恐れがあります。初心者は低レバレッジで取引を始めましょう。
○2.損切りを怠る

損失が出ても、相場の回復を期待して損切りせずに放置すると、損失がさらに拡大することがあります。適切な損切りラインを設定しておくことが大切です。
○3.過剰な取引をする

短期間で利益を上げようと、頻繁に取引を行うと、手数料やスプレッドが積み重なり、利益を削ることがあります。また、パフォーマンスや感情面にも影響を与えるため、適度な取引を心がけましょう。
リスク管理の方法
○1.適切なレバレッジを設定する

初心者はレバレッジを2~3倍程度に設定してリスクを抑えましょう。また、必要となる証拠金ギリギリで取引をすると、少しの値動きでロスカットされる恐れがあるので、余裕のある証拠金を口座に用意しておくといいでしょう。
○2.損切り注文(ストップロス)を活用する

損失の拡大を防ぐために損切りラインを設定しておきましょう。具体的には逆指値注文を設定しておくことで損失を一定範囲にとどめることができます。
○3.リスク分散をする

「卵はひとつのカゴに盛るな」という格言があるように、複数の商品に分散投資を行うことでリスクを軽減させることができます。異なる値動きの銘柄に投資すれば、特定の銘柄が値下がりした時に、他の銘柄の値上がりでカバーできる可能性があります。
○4.市場の動向を把握する

CFD取引では、目先の値動きだけにとらわれず、投資の対象となる市場の特性や動向にも注目しましょう。市場の状況を理解することで、銘柄に影響を与える要因を予測しやすくなり、リスクを減らすことにつながります。

CFD 取引は大きな利益を得られるチャンスがある一方で、リスク管理を怠ると大きな損失を被る可能性がある取引です。CFDの仕組みを正しく理解して、適切なリスク管理を行うことが重要です。堅実な取引を心がけましょう。

石倉博子 いしくらひろこ ファイナンシャルプランナー(1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP認定者)。“お金について無知であることはリスクとなる”という私自身の経験と信念から、子育て期間中にFP資格を取得。実生活における“お金の教養”の重要性を感じ、生活者目線で、分かりやすく伝えることを目的として記事を執筆中。ブログ「ファイナンシャルプランナーみかりこのお金の勉強をするブログ」も運営中! この著者の記事一覧はこちら
(石倉博子)



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