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少ない資金で始められる「CFD取引」とは? メリットやデメリットをGMOクリック証券で聞いてきた!

マイナビニュース / 2024年12月25日 8時0分

画像提供:マイナビニュース

新NISAやiDeCoなどの影響もあり、投資への関心がかなり高まりつつある。実際、投資は知れば知るほど面白く、そして奥深いもので、その種類やスタイルもかなり多岐にわたっていると言える。

例えば「CFD取引」。FX取引と比べられることも多く、比較的少ない資金から始められるという特徴を持つが、まだその認知度は高くない。そこで今回はCFD取引を扱うGMOクリック証券を訪問。FXとCFDのスペシャリストである稲井有紀氏に詳しい話を聞いてみた!
○▼手元に現物を持たずに投資できる「CFD取引」

ーー本日はよろしくお願いします! さっそくですが、そもそもCFDとはどんな投資方法なのか、改めて教えてください。

当社では、「コモディティ」と呼ばれる商品……例えば原油や金、穀物などさまざまなアセットがありますが、これらの商品CFDや日本225などの株価指数CFD、他に米国VIなどのバラエティCFD、そして、個別株などの株式CFDが取引可能です。取引方法については、"有価証券や現物商品などの受け渡しは行わず、買った金額との差額のみを受け渡しする"差金決済取引となる特徴がございます。

ーー「手元に現物がない」というのはどういうことなのでしょう?

例えば、一般的な「金」の売買の場合、まずは金を買い、保有し、値上がりしたときに売り、利益を出す……という流れになります。しかし、CFDは「金の価格だけを保有する」というイメージで、値が上がったときに売却し、その差額分だけを決済するんです。

実際には我々のような証券会社が、金の取引をしている“カバー先(金融機関)”と取引を行いながらロールオーバーしているので、お客さまに現物を気にせずお取引をしていただける環境を提供している、という仕組みになっています。

ーーどういう仕組みで利益や損失が発生するのか、具体的にご説明いただけますか?

利益については、例えば1株100万円の株があったとします。通常、この100万円の株を1枚買うには100万円の資金が必要です。そして購入後、1株が110万円、または120万円になったときに決済したら、110万円であれば10万円の利益、120万円になれば20万円の利益が確定します。

しかしCFDの差金決済だと、現物有価証券のやり取りはせず、100万円で買った権利を保有していただいて、110万円、120万円になったらその権利を手放す。そうして10万円、20万円の利益を証券会社から受け取るというかたちになります。

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