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フライヤー社長が語る、人生を切り拓く読書との向き合い方 ー 2024年の話題書も紹介

マイナビニュース / 2025年1月8日 10時0分

画像提供:マイナビニュース

さまざまな場面で読書の重要性が語られる一方、仕事が忙しかったり、インターネットに時間を取られたりして、読書から離れてしまっている人も多い。

実は、デジタルメディア全盛の現代においても「読書はレバレッジのきく効率的な時間の過ごし方」だという。ビジネス書を中心とした本の要約サービス「flier」を運営する、フライヤー 代表取締役CEO 大賀康史氏に、本を味方につける読書との向き合い方を聞いた。

○■時代の変化でビジネス書も身近でキャッチ―に

――昨今のビジネス書と読者の傾向についてお聞かせください。

かつてのビジネス書は、経営者をはじめとする熟練のビジネスパーソンを対象とした経営書が多かったのですが、ここ10年は扱うテーマや読者層が広がってきている印象です。疲れたときに読む本や子育ての悩みに対処する本、人間関係・コミュニケーションをテーマにした本など、ごく普通の働く人々が日々直面する身近な悩みを解消してくれる本が増えていますね。

――2024年はどんな本が注目されたのでしょうか?

2024年にflierで最も読まれたビジネス書ランキングのTOP10は次の通りです。

1位:『【新NISA完全攻略】月5万円から始める「リアルすぎる」1億円の作り方』(山口貴大(ライオン兄さん)/KADOKAWA)
2位:『「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた』(ハック大学 ぺそ/アスコム)
3位:『無くせる会社のムダ作業100個まとめてみた』(元山文菜/クロスメディア・パブリッシング)
4位:『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆/集英社)
5位:『頭のいい人が話す前に考えていること』(安達裕哉/ダイヤモンド社)
6位:『デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか』(針貝有佳/PHP研究所)
7位:『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』(中野信子/サンマーク出版)
8位:『きみのお金は誰のため』(田内学/東洋経済新報社)
9位:『ユニクロ』(杉本貴司/日本経済新聞出版)
10位:『本当の自由を手に入れる お金の大学』(両@リベ大学長/朝日新聞出版)

ビジネスパーソンの身近な悩みを解決してくれる本が目立つことに加えて、タイトルを見ただけで、読むとどんなことが学べるのか、どんな悩みや課題を解決できるのかがわかる本が多いです。

お金に関する本が3冊もランクインしているのも特徴的です。特にここ3年ほど、金融に詳しいわけではない一般層をターゲットにした資産運用に関する情報が増えていることもあり、「月5万円から始める」など「自分でもできそうだ」と思わせてくれる本に人気が集まっています。

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