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「リートン」使ってる? 初見の筆者が「最も簡単で便利な生成AI」に興味があって聞いてきた

マイナビニュース / 2024年12月23日 10時30分

新機能の「AI自動生成」は、メニューの「自動生成」のタブに「ブログ」「レポート」「自己PR書」「パワポ作成」の目的別の項目をダイレクトに用意。段階的に出現する案内に沿って必要な情報を入力するだけで、目的の文書が自動作成される機能だ。ものの数秒~数分で十分な文章が得られるが、関連リンクやファイルを添付するなど、詳細な指定を追加して文章のクオリティを高めることにも対応している。

かねてからのリートンの人気機能のひとつに「AIキャラ」というものがあるが、これも今回の大型アップデートで強化されている。AIキャラ機能では、作りたいキャラクターの情報を入力することで、見た目や性格、口調などが設定されたバーチャルキャラクターをつくることができ、そのキャラクターと会話(チャット)を楽しむことができる。

今回のAIキャラ機能の強化では、新しいAIモデルにより、さらに高度で自然な会話ができるようになる「スーパーモード」が追加されたほか、AIキャラの「共有機能」も追加された。共有機能で、自分のAIキャラを公開、他のユーザーが自分のAIキャラとのチャットをしたり、フォローしたりすることもできるようになった。自分の作ったオリジナルAIキャラが、人気者になったり注目される機会がひろがるという楽しみ方ができるようになった。

なお、AIキャラの作成も、作成ステップの見直しなどで以前より簡単になっているそうなので、もしリニューアル前のAIキャラ作成で「うまく思い通りの設定で作れなかった」とあきらめた人がいるなら、またチャレンジしてみると今度はうまく行くかもしれない。

今後の展望、日本市場で独自の進化も

リートンの増田氏は、「AIキャラ」が特に日本のユーザーと相性が良いのではないかと見ているそうだ。創作文化が根付いているという土壌もあるが、AIキャラ機能については日本のユーザーからの熱心なフィードバックをもとに改良している部分が多々あるとのこと。日本側が先行して発展させていく機能のひとつになってきているそうだ。

またAIキャラで注目すべき事例としては、今年、「AIキャラクターを教育に活かせないか」という要望があり、実際に学校の授業にリートンのAIキャラ機能を提供したというものがあった。

この要望を受けて、授業中の生徒のグループワークに、外部から招いた専門の有識者や実務者に加わってもらうというイメージで、生成したAIキャラが加わるといった使い方が試された。科学の知識を持つAIキャラを作成し、そのキャラとの対話を通して生徒が主体的に学ぶといった活用が行われたり、農家として設定されたAIキャラと対話して、農業の現場視点での課題を知るといった学びができるというものだ。

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