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PCを買ったはいいけど処分が大変。大掃除のついでにタワー型デスクトップPCをリサイクルに出す

マイナビニュース / 2024年12月21日 7時0分

もちろん、自治体によって「小型家電回収ボックス」に入れられる小型家電のジャンルは異なるため、まずはお住まいの自治体に問い合わせてみるのも良いでしょう。

さらに、家電量販店等ではおおむね「3辺合計160cm・30kg以内」という箱の規定内であれば、定額・品数無制限で回収してもらえるサービスも提供されています。なんらかの事情でPCリサイクル法に基づくPCの回収が難しい場合は、こうしたサービスを使うのも選択肢に入るでしょう。

自作PCを使用している人は要注意

自作PCを使用している場合、パーツを購入した時点では「パソコン」とはみなされないため、各パーツにはPCリサイクルマークは同梱されていません。さらにパーツを組み上げてPCにするという都合、回収すべき義務を負うメーカーも存在しません。

そのため、どんな場合であっても基本的には有償でPC3R(パソコン3R推進協会)に回収してもらう必要があります。

しかし、中のパーツを取り外した状態であれば、外側のPCケースを燃えないゴミもしくは粗大ゴミとして出すことが可能です。PCケースを含めた各パーツの処分方法はお住まいの自治体によって異なりますが、自作PCを使用している方は処分方法もしっかり確認しておきましょう。
実際の手順をもとにPCをリサイクルに出してみよう

ここまでPC・PC周辺機器の処分方法にまつわる現状をまとめてきました。処分方法としては大きくわけて、

PCリサイクル法に基づくメーカー・PC3Rによる回収
小型家電リサイクル法に基づく自治体・家電量販店・認定事業者による回収
内部パーツを取り出し、PCケースのみを普通ゴミとして廃棄(自作PCの場合)

の3つがあり、3番目を除きマークの有無やサイズなどの条件によって無償か有償かが異なります。

筆者の場合、自治体の小型家電回収ボックスに入らない大きさのデスクトップPCであったこと、PCにPCリサイクルマークがあったことから、PCリサイクル法に基づくメーカーの無償回収が最も手軽でコストがかからない方法であるとわかりました。

ここからは実際にPCをPCリサイクルに出す手順について、筆者の実家にあったデスクトップPCを例に出しながら確認していきましょう。

今回PCリサイクルに出すのは、2010年にDellから発売されたタワー型デスクトップPC「XPS 8500」。2003年10月以降に発売されたPCなので、PCにはPCリサイクルマークが貼り付けられています。したがって、先ほど触れたようにメーカーに無償回収してもらうことが最も手軽です。

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