どこでもサイエンス 第298回 2025年の宇宙、どうでしょう?(1−4月の星空編)
マイナビニュース / 2024年12月25日 7時15分
宇宙には予測が秒単位でできることから、どーなるかわからんことまで色々おこります。「素人でも手軽に関われる」宇宙についてのあれこれを、サクっと紹介する恒例の「宇宙、どうでしょう」。2025年前半1~4月の星空をご紹介!
なお、天文現象を1年分紹介している年鑑の類が、毎年刊行されています。ネットやアプリも年々便利になっています。一方、紙の本もまだ捨てがたい一覧性と情報量があり、ここでは書き切れない内容がいっぱい。手帳タイプの1000円くらいから月替わりのカレンダータイプ、そしてDVD・ソフトつきムックで3000円くらいまでですね。それぞれの特徴は、この記事の最後にまとめておきましたので、参考にしてくださいませー。
なお、今回も星空の作図は、天文ファンには定番のWindowsアプリ、アストロアーツ社のステラナビゲータを使っています。
星空情報1・2月
○冬の星に、火星と木星、金星が加わりにぎやかです
2月7日ごろの夜8時の全体の星空を描いてみました。名前がつけてある星は大都市の都心でも見られますよ。目立つのは、月の横の木星、火星、シリウス、オリオン座ですね。西の空には金星も非常に明るく輝いています。
○火星は1月12日に地球接近、赤い星が空に目立つぜ!
地球の外側の軌道を動く火星は、地球に追い抜かれるたびに、火星と接近します。追い抜きの時にサイド・バイ・サイドで接近ってわけでございますな。
ただ、接近度合いは、年によって違い、今回は割と離れた状況での接近です。それでも、下のグラフのように平素よりも火星の明るさはグンと上がり、目立っております。
○2月10日の夜明け前には、火星と月が大接近
北海道~九州北部では火星食になります。夜明け前3時の、東京の西北西の空のイメージです。
寒いでしょうが、早起きして見てみたいですなー。
○木星も金星もぴかぴか。スマホでスナップ写真を
木星や金星もぴかぴかです。オリオン座のあたりの<冬の星>も明るいものが多いので、なにしろ、映えます。
ちなみに、iPhone 13くらいから、手持ちでも星が良くうつるようになりましたので、ちょっと空に向けて撮ってみてもよいと思います。レンズをセロテープなどであえて曇らせて星をにじませて撮るなんてテクニックもあるようですよ。
もちろん、三脚などに固定して撮影すると、さらに星はよく写ります。お試しあれ。
星空情報3・4月
○4月5日の夜8時にしてみました。
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