サントリー、大阪・関西万博に向けて「世界中の嗜好を集約したビール」限定発売へ - 2025年事業方針
マイナビニュース / 2024年12月26日 7時57分
こうしたノンアルコール飲料への取り組みをより加速していくため、これまでビール本部、スピリッツ本部、ワイン本部などに分散していたノンアル担当を集約し、2025年1月より「ノンアル部」を新設する。これは「カテゴリからものをつくるのではなく、お客さま視点でものをつくる」ためだという。
サントリーは、環境負荷削減だけではなく、酒文化の伝承も重要なサステナビリティ活動であると捉え、さまざまな活動を行っている。その例として「ジャパニーズウイスキーの表示に関する基準」に真摯に向き合っていること、適正飲酒の大切さとお酒の魅力を伝える「ドリンクスマイル」の活動を2025年1月から開始することを伝えた。
○大阪・関西万博に向けた取り組み
サントリーグループがプラチナパートナーを務める大阪・関西万博では、「水と生きる」というメッセージを掲げ、水上ショーなどを実施する。また持続可能な未来の実現に向け、環境負荷の少ない商品の開発を行っている。
ひとつは、原料以来のGHG排出量削減に向けて再生農業原料(麦芽・ホップ)を使用したビール「水空エール」。もうひとつは、ガラス製造時のCO2排出量を抑えた"CO2削減びん"を使ったワイン「SUNTORY FROM FARM 登美の丘 赤 時のかさね」と「SUNTORY FROM FARM 信州 シンフォニー 2023」だ。
「水空エール」は大阪・関西万博の会場内レストランで限定販売され、CO2削減びんを使用したワイン2種は会場内レストランのほか、一部の国内空港免税店で販売を予定している。
さらに、新たな商品開発モデルへの挑戦として、4月に消費者参加型の「ワールドKANPAIビール」を実施し、万博会場や工場・イベント等で限定発売する。
ベースとなる商品を購入した消費者は、専用サイトで「香り」「苦味」「後味」「刺激(炭酸)の強さ」などの好みの味わいを入力。これによって世界中の嗜好を集約する。このデータをもとにサントリーが商品を開発し、9月に「ワールドKANPAIビール」を数量限定販売するという取り組みだ。
○2025年の活動方針は「ビール・エコノミー両輪」
続いてサントリー 常務執行役員 ビール本部長の多田寅氏がビール事業について語る。サントリーの2024年ビール事業販売実績は、ビール類計では2023年比97%だが、「ビール」カテゴリに限ると104%となる予定だ。これは「サントリー生ビール」が645万ケースを達成し、2023年比162%に着地する見込みであることが大きい。
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