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食べ過ぎかも? 胃もたれの原因と長引くときの解消方法

マイナビニュース / 2025年1月16日 10時0分

ストレスにより、胃の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れると、食べ物を消化したり小腸に送り出したりする機能が弱まり、胃もたれになることがあります。
○<妊娠、女性ホルモン>

妊娠初期に急激にホルモンや代謝が変化すると、胃もたれや吐き気などを感じる「つわり」の症状が出る人が多くいます。また、子宮が大きくなってくると、胃が圧迫されたりぜん動運動が低下したりし、胃もたれを感じることがあります。

また、妊娠以外にも、女性の場合は女性ホルモンが影響している場合があります。月経周期と胃もたれが起こる時期を比較し、症状が出やすい時期がわかったら、その時期には消化の良い食べ物を少量だけ食べることで胃もたれが改善することがあります。
○<寝る直前の食事>

寝る直前の食事が習慣化している人も、注意が必要です。眠っている時は消化ができないため、胃に食べ物が長時間貯まることが日常化して、慢性的な胃もたれになることがあります。この場合、食事は寝る数時間前に済ませ、消化の良い食べ物を食べ過ぎないように心がけることで胃もたれは改善します。
○<ピロリ菌>

ピロリ菌に感染すると胃液と胃粘液の働きのバランスが崩れることにより胃もたれなどの症状が出現することがあります。ピロリ菌は胃炎や胃潰瘍などを引き起こし、胃がんの原因になることもあります。そのため、検査で感染が確認されたら、除菌治療を受ける必要があります。
○<その他の病気>

胃炎や胃潰瘍のほか、食道逆流症や機能性胃腸症、胃がんなどの病気によって胃もたれが起きている場合もあります。
○■胃もたれの解消方法

胃もたれを解消するには、市販されている胃腸薬を使用するのも一つの方法ですが、以下のような症状が出ている場合は医療機関を受診した方が良いでしょう。

・極端な体重の減少を伴っている
・慢性的に胃もたれが続いている
・市販薬を服用しても2週間以上症状が続いている

また、胃もたれの解消・予防には、胃に優しい生活を心がけることが大切です。暴飲暴食を避け、腹八分目、寝る数時間前までに食事を済ませましょう。脂っこいものや甘いもの、香辛料の多用はできるだけ避け、よく噛んでゆっくり食べることも効果的です。

また、お酒の飲み過ぎや喫煙は、胃粘膜血流を低下させて胃粘膜を荒らしたり、胃の運動機能を低下させたりする原因になります。アルコールの飲み過ぎや喫煙は控えましょう。
そして、ストレスは胃の働きを低下させるため、ストレスを上手に解消すること、適度な運動をすることも胃もたれの解消・予防につながります。

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