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大河原克行のNewsInsight 第343回 有明「パナソニックセンター東京」が22年の歴史に幕、果たした役割大きく

マイナビニュース / 2024年12月26日 17時37分

閉館後、パナソニックセンター東京の児玉比佐子所長が取材に応じてくれた。

児玉所長は、「22年4カ月という長きにわたり、多くの方々に支えられたきたことに感謝する」と述べ、「一般のお客様に対しては、パナソニックグループの活動を知っていただくための役割を果たし、B2Bの来館者に対しては、パナソニックグループに対する信頼感や期待を醸成する場になった。また、パナソニックセンター東京は、RiSuPiaやAkeruEを通じて、子供たちに、理数の楽しさを伝えることに力を入れてきた。修学旅行で訪れた生徒や、両親と一緒に来館した子供たちが、理数の楽しさに触れ、数学が好きになったと言ってくれる子供がいたり、RiSuPiaを体験したことで、パナソニックの社員になったりといったケースもあった。さらに、TECHNITOによるモノづくり体験を通じて、アイデアを形にしたり、作ったものを自分で販売したりといった例も生まれている。加えて、パナソニックセンター東京に来館した子供たちには、環境問題を身近に感じてもらっている。将来、自分が大人になったときの地球を考え、理解してもらい、いまできる行動として、家のなかの電気をこまめに消したり、ペットボトルのリサイクルに協力してくれたりといったことにもつながっている。パナソニックセンター東京で体験したことを、自分の将来に生かしてほしい」と語った。

多くの技術者やデザイナーを擁するパナソニックグループだからこそ実現できた子供向け体験施設としての役割は、パナソニックセンター東京ならでは大きな特徴だったといえるだろう。だが、パナソニックセンター東京の閉館で、パナソニックグループにこうした役割を果たす施設が無くなるのは残念だ。
(大河原克行)



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