1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

タイトルの人気差が広がりつつあるeスポーツ、2025年の注目は「eモータースポーツ」

マイナビニュース / 2024年12月31日 11時0分

今後に期待したい「eモータースポーツ」と『ポケモンユナイト』

今後の躍進に期待できるのが「eモータースポーツ」のカテゴリーです。レースゲームは“カーシミュレーター”の側面があるほど、リアルに近いゲーム。映画『グランツーリスモ』のように、シムレーサー(eモータースポーツのドライバー)がリアルのモータースポーツのレーサーになることもありますし、イゴール・大村・フラガ選手や宮園琢磨選手のようにレーサーとシムレーサーを兼任している選手もいます。

その分、リアルレースの前座的な位置づけが否めない状態でもありましたが、日本ではeモータースポーツの大会である「UNIZONE」が2023年に立ち上がりました。

UNIZONEは、JeMO(日本eモータースポーツ機構)によって行われるJAF(日本自動車連盟)から公式ライセンスを受けた大会で、リアルとバーチャルが地続きとなっているモータースポーツだからこそできるeスポーツ大会。また、マツダやトヨタ、ホンダなど日本を代表とする自動車メーカーも大会を開催しています。

ゲームメーカー中心ではなく、自動車業界によるeスポーツ展開はこれまでとは違う形で拡大していく気がしています。また、eモータースポーツを主戦場とするレーサーがeスポーツチームに所属する傾向も見られ始めています。eスポーツ業界もeモータースポーツに可能性を感じており、さまざまな業界からeモータースポーツに集結していることがわかります。

新たなリーグとして注目なのは『ポケモンユナイト』の「Pokémon UNITE Asua Championships(PUACL)2025 – Japan League」です。

『ポケモンユナイト』は、地方のeスポーツイベントや高校生大会など、裾野が広く、ポケモンワールドチャンピオンシップス(WCS)での世界大会まであるタイトルです。アジア王者を決める「PUACL」とその大会へ進出する代表チームを決める「Japan League」ができたことで、トッププロの戦いを間近に楽しめるようになりました。

グループステージが7日間もある招待制のリーグ戦と誰でも参加できるオープントーナメントの2つがあり、単なる世界大会の予選ではなく、ローカル大会としての存在価値を出しているのも魅力と言えます。

さまざまな高校eスポーツイベントが立ち上がっていますが、『ポケモンユナイト』も「ポケモンユナイト甲子園」として全国大会を開催しています。今年で3回目を迎え、認知度も上がってきています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください