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タイトルの人気差が広がりつつあるeスポーツ、2025年の注目は「eモータースポーツ」

マイナビニュース / 2024年12月31日 11時0分

『League of Legends』を代表とするMOBAのジャンルは多くの日本人に馴染みが薄いですが、MOBAの中でもシンプルかつ奥深い『ポケモンユナイト』がeスポーツシーンで触れられる環境が整ったことで、MOBA自体の注目度も上がっていきそうです。

どうなる? オリンピックと万博のeスポーツ

2024年のEWCと同様に、世界規模の大きな大会として初開催されるのが「オリンピックeスポーツゲームズ」です。文字通りオリンピックの一環として行われ、IOC(国際オリンピック委員会)が主催です。

これまでも、2021年の「東京オリンピック2020」時に東京で「オリンピック バーチャル シリーズ(OVS)」が開催され、2023年にはシンガポールで「オリンピックeスポーツウィーク」が開催されていました。

どちらもオリンピックと名がついていますが、直接的な絡みはなく、起用タイトルはいわゆるeスポーツタイトルではありません。実際のスポーツをデジタル化したバーチャルスポーツがメインとなっており、eスポーツ大会ともオリンピックとも言いがたいものでした。

「オリンピックeスポーツゲームズ」の正式タイトルはまだ発表されていませんが、バーチャルスポーツ以外に、対戦格闘ゲームなどの既存のゲームタイトルが入る見込みです。ただ、戦争を想起させるFPSやTPSなどのシューティングは除外されるとのことでした。

「オリンピックeスポーツゲームズ」は夏期冬期オリンピックが開催されない年の2年に一度、サウジアラビアで開催される予定。EWCとの差別化や最終的なタイトルの採用、各国の代表選手の選定など、現状ではわからないことだらけのうえ、開催まで期間があまりないので、どのような形になるかが見えず、不安な要素があるのが心配です。

2025年には、大阪・関西万博でeスポーツイベントが何かしら行われると思われます。現時点では高校生eスポーツ大会の「STAGE:0」が万博のEXPOホールで会期中に行われることが決定しています。ほかにも、大学生No.1を決める大会「U-Champ」も大阪・関西万博 アクションプランで提案されています。

2024年11月に大阪府知事による「大阪eスポーツラウンドテーブル」が設立され、これも万博での連携をはかる方針です。具体的なイベントは上記の2つくらいしか発表されていませんが、今後増える可能性はあるので、万博の動向はチェックしておきたいところです。

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