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大河原克行のNewsInsight 第347回 CES 2025 ソニー講演はEVとアニメで沸く、EV「AFEELA」は2025年に販売開始 8万9900ドルから

マイナビニュース / 2025年1月7日 20時0分

画像提供:マイナビニュース

ソニーグループは、2025年1月6日(現地時間)、米ネバダ州ラスベガスで開催中のCES 2025において、プレスカンファレンスを行った。

会見の冒頭に、ソニーグループの十時裕樹社長 COO兼CFOは、「ソニーの目的は、クリエイティブなエンタテインメント企業として、世界をKANDO(感動)で満たすことである。クリエイティビティとテクノロジーの力で、人々を結びつけ、心を動かすような新しいアイデアを実現したい」と切り出し、新たな移動体撮影システムや、空間コンテンツ制作の最新ソリューションなどを発表。

ゲームIPの映像作品化や、音楽アーティストとの共創などを紹介した。また、「ほぼ最終版」とするソニー・ホンダモビリティのAFEELAの最新モデル「AFEELA 1」をステージ上で披露し、2025年から販売を開始することを発表。8万9900ドルと、10万2900ドルの2トリムを発売することを明らかにした。

ソニーグループでは、10年後のありたい姿を描いた長期ビジョン「Creative Entertainment Vision」を発表しており、今回のプレスカンファレンスの発表も、同ビジョンに則り、クリエイターの創造性を解き放ち、IPの価値最大化を進めるソニーの最新技術の取り組みなどを紹介する内容となった。

十時社長 COO兼CFOは、「Creative Entertainment Visionのもと、クリエイターをはじめとした社内外の仲間とともに、人々の創造力を刺激し、無限の感動を生み出していきたい」と述べた。

最初に紹介したのは、NFL(National Football League)およびディズニー、ESPNとの協業によって実現したToy Story Funday Footballの取り組みだ。アメフトの試合を、トイ・ストーリーの完全アニメーションの世界のなかでリアルタイムに視聴できるというものだ。登壇したNFLの ロジャー・グッデルコミッショナーは、「ファンのエンゲージメントを高め、新しい視聴者にリーチするための新しい方法になる。スポーツ放送の未来につながる足がかりになる」と述べた。さらに、NFLと共同で開発しているコーチ用ヘッドセットのプロトタイプを公開。2025年シーズンから採用することを発表した。ソニーのノイズキャンセリング技術を採用するとともに、ベライゾンの5Gネットワークによって通信が可能になる。

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