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投資の見直しはなぜ必要? タイミングはいつ? 押さえておきたい「リバランス」の重要性を解説

マイナビニュース / 2025年1月21日 7時30分

・資産クラス別(株式、債券など)の保有比率
・国内資産と海外資産の比率
・通貨別の保有比率
・業種やセクター別の偏りがないか
・個別銘柄への集中度

などの観点からチェックを行います。資産配分が崩れていないか確認するほか、為替によるリスクが大きくなっていないか、特定の銘柄や業種に集中投資し過ぎていないかなどの点もよく見てみましょう。
2.ライフステージの変化に適したポートフォリオになっているか

リバランスを行う機会には、ライフステージの変化に合ったポートフォリオになっているかどうかも確認しましょう。たとえば、以下のような人生の節目となる出来事は、投資スタイルやリスク許容度に大きな影響を与えます。

・結婚や出産
・住宅購入
・転職や退職
・病気など健康状態の変化
・相続の発生

先ほどもあったように、たとえば、子どもが産まれて教育費という新たな支出が増えると、リスクを取れる余裕が減少します。そのため、より安全性の高い資産配分にシフトする必要があるのです。その他、運用目的や期間、運用方針が変わっていないか確認し、投資の見直しが必要ないか検討しましょう。
3.金融市場や経済状況に大きな変化はないか

常に変化している金融市場に応じ、ポートフォリオの調整が必要になることもあります。特に、金利の変動や経済成長率の変化は、資産価値に影響を与える可能性があります。金融市場や経済状況については、以下のような点を確認してみましょう。

・主要国の金利動向
・為替相場の変動
・地政学的リスクの発生有無
・各国の経済指標

これらに大きな変化が起きた場合は、自身のポートフォリオの確認や適切な対応が必要です。
■ポートフォリオの「定期検診」を忘れずに

普段は時間や手間をかけずに投資している人も、完全に放置してしまうのではなく、定期的な資産配分の見直しをしましょう。投資を続けるには、日常生活に支障がないことも大切ですが、リバランスというポートフォリオの「定期検診」も欠かせないのです。

「年に1回」など定期的なリバランスのほか、金融市場やライフステージに変化があった時など、自分なりのタイミングを決めて見直しを実施してみましょう。

武藤貴子 ファイナンシャル・プランナー(AFP)、ネット起業コンサルタント 会社員時代、お金の知識の必要性を感じ、AFP(日本FP協会認定)資格を取得。二足のわらじでファイナンシャル・プランナーとしてセミナーやマネーコラムの執筆を展開。独立後はネット起業のコンサルティングを行うとともに、執筆や個人マネー相談を中心に活動中 この著者の記事一覧はこちら
(武藤貴子)



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