1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「実家じまい」を考え始めたら - 進め方は? いくらかかるのか費用の目安も解説

マイナビニュース / 2025年1月16日 11時25分

広すぎる自宅の維持が難しくなって、バリアフリーの賃貸マンションに住み替えるケースでは、家財は最小限にする必要はありますが、無理に捨てずに新しい住まいに持っていってもいいでしょう。「実家じまい」は感情的な負担が伴うものなので、先送りにできるものは先送りにしてもいいと思います。

いざ不用品を処分する段階になったら、業者に依頼するのが手っ取り早い方法です。不用品の中でも一定の価値があり売却できるものがあれば、不用品買取業者を利用して処分すれば費用が賄えます。業者によっては買取と処分の両方を行っているところもあります。
3. 不動産業者に依頼する

実家を売却する、あるいは賃貸に出すことが決まったら、不動産業者に相談しましょう。売却なら、複数の不動産業者に査定を依頼し、比較検討しましょう。これによって適切な価格を知ることができます。

老朽化した建物の場合、解体して更地にして売却した方が、買い手がつきやすい傾向があります。建物の解体は解体業者に依頼する必要があります。この場合も複数の業者から見積りを取って業者を選定するといいでしょう。解体は行政への手続きが必要です。また、近隣住民への配慮も怠らないようにしましょう。解体後に不動産会社に査定を依頼し、売却の流れとなります。

4. 実家を手放す

不動産業者に依頼し、売却が成立すれば「実家じまい」は終了です。売却までに数か月はかかると見越して、実家が遠方の場合は、信頼できる不動産業者に管理を一任できるといいでしょう。
「実家じまい」の費用は?

「実家じまい」にかかる費用をみてみましょう。実際は、立地や物件の状態、依頼する業者などによって費用は大きく異なります。ここでの金額はあくまでも目安です。
不用品の片付け・処分にかかる費用

<自分たちで片付け・処分する場合>
粗大ごみ回収費用など・・・数千円から数万円

<業者に依頼する場合>
平均的な一戸建て・・・20万円~40万円
建物の解体費用

一般的な木造住宅の解体・・・1坪あたり3万円~5万円
木造30坪では90万円~150万円
木造40坪では120万円~200万円
不動産の売却にかかる費用

不動産会社への仲介手数料がかかります。仲介手数料の上限は以下となります。

<売却価格が400万円超>
「売却価格×3%+6万円」+消費税(10%)

<売却価格が200万円超400万円以下>
「売却価格×4%+2万円」+消費税(10%)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください