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Lunar LakeとMeteor Lake全面対決! 新旧Core Ultraの実力を同じボディのノートPCで徹底比較する

マイナビニュース / 2025年1月16日 16時47分

それぞれのスペックは以下にまとめた。単純なコア数はCore Ultra 7 155Uが上だが、性能重視のPコアの数はCore Ultra 7 258Vが多いという点がポイント。また、NPU、GPUとも世代が違うのでその性能差にも注目してほしい。

○マウスコンピューターの14型軽量薄型ノートで比較

使用するノートPCを紹介しよう。Core Ultra 7 258Vは「MousePro G4-I7U01BK-E」だ。価格は239,800円から。Core Ultra 7 155Uは「MousePro G4-I7U01BK-C」だ。現在は販売終了しており、ほぼ同スペックの後継機「MousePro G4-I7U01BK-D」が販売されている。こちらは209,880円からだ。

それぞれの基本スペックは以下の通りだ。

ポイントはどちらもベースとなる筐体は同じであること。それで価格差は約3万円。どちらが自分の目的や予算に合っているのか比較するにはピッタリと言える。

○Lunar Lake 対 Meteor Lake 性能ベンチマークテスト

ここからは性能比較に移ろう。シンプルにCPUパワーを見るためCGレンダリングを実行する「Cinebench 2024」とアプリの性能を見るため、Webブラウザ、ビデオ会議、表計算などさまざまなアプリをシミュレートする「PCMark 10」のスコアを見てみよう。

Cinebench 2024は全コアに負荷がかかるMulti Coreもコア単体のSingle CoreもCore Ultra 7 258Vが上回った。コア数ではCore Ultra 7 155Uが上回るが、Core Ultra 7 258VのほうがPコアが多く、性能の底上げが行われているのも効いている。それはSingle Coreのスコア差からも明らかだ。PCMark 10はオフィス系処理のProductivityではコア数が効いたのかCore Ultra 7 155Uのスコアが高いが、それ以外はCore Ultra 7 258Vが上回った。特にクリエイティブ系のDigital Content Creationは差が大きい。クリエイティブワークも考えているなら、Core Ultra 7 258Vのほうが快適に処理が可能だ。

ゲーミング性能はどうだろうか。Core Ultra 7 258Vは最新世代のXe2コアが8基、Core Ultra 7 155Uは前世代のXeコアが4基とスペック上の差はかなり大きい。まずは、定番の3DMarkから見ていこう。

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