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219ドルのIntel「Arc B570」実力検証! Arc B580/A750、RTX 4060、RX 7600と真っ向勝負させてみた

マイナビニュース / 2025年1月16日 23時0分

ベンチマーク Arc B550/A750、GeForce RTX 4060、Radeon RX 7600と比較

さて、気になる性能チェックに移ろう。テスト環境は以下の通りだ。比較対象としてArc Arc B550 Limited Edition、A750 Limited Edition、GeForce RTX 4060、Radeon RX 7600を用意した。CPUのパワーリミットはPL1=PL2=253Wに設定。ドライバは、Arcシリーズは「32.0.101.6256」、GeForce RTX 4060は「Game Ready 566.36」、Radeon RX 7600は「Adrenalin 24.12.1」を使用している。テストの解像度はフルHDとWQHDの2種類とした。

まずは、3D性能を測定する定番ベンチマークの「3DMark」から見ていこう。

3DMarkの結果を見ると、Arc B580に対してDirect X11ベースのFire Strikeで約11%、DirectX 12ベースのSteel Nomadで約15%、レイトレーシングのテストが含まれるSpeed Wayで約26%のスコアダウンとなった。RTX 4060に対しては、Fire StrikeとSteel Nomadでは上回っている。ただ、Speed Wayは37%も下回り、RTX 4060のレイトレーシングに対する強さが見える部分だ。

続いて実際のゲームに移ろう。まずは、定番FPSの「Apex Legends」と「オーバーウォッチ2」を試そう。Apex Legendsは射撃練習場の一定コースを移動した際のフレームレート、オーバーウォッチ2はbotマッチを実行した際のフレームレートをそれぞれ「CapFrameX」で測定している。

Apex Legendsでは、Arc B570はRTX 4060とほぼ拮抗、RX 7600を上回った。ただ、Arc B580はフルHDで約17%上回っており、さすが上位モデルという性能を見せた。オーバーウォッチ2はブレが大きいテストではあるが、Arc B580に対してフルHDで約10%のダウンと順当と言える結果だ。WQHDでRTX 4060を上回っているのがポイント。ただし、このテストはRX 7600も強かった。

続いて、アップスケーラーとフレーム生成の両方が使える重量級のゲームとして「Ghost of Tsushima Director's Cut」と「サイバーパンク2077」を試そう。アップスケーラー(Super Resolution)はSR、フレーム生成(Frame Generation)はFGと略した。アップスケーラーの設定はすべて「バランス」に統一している。なお、この2本はXeSSにも対応しているがフレーム生成を含めたXeSS 2ではないため、今回はFSRを採用した。

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